手軽なおやつにぴったり!「たません」の作り方とおすすめアレンジ3選
駄菓子屋や屋台で人気の「たません」とは
たませんとは、駄菓子のたこせんやえびせんで目玉焼きを挟み、お好み焼きソースで味付けをしたもの。名古屋では知名度のあるおやつです。目玉焼きのほか、黄身を崩した卵焼きやスクランブルエッグを挟む場合もあります。
たませんの発祥
たませんの発祥は、昭和40年代の名古屋にあった駄菓子屋という説が有名。そこから複数の駄菓子屋で作られるようになり、現在では縁日の屋台グルメとして愛されています。混同されやすい食べ物として、大阪のたこ焼き屋発祥のたこせんがありますが、こちらはたこせんでたこ焼きを挟んだものです。
たませんの基本の作り方
調理時間:5分
楕円形のたこせんで作る、たませんです。しっかり挟んでも黄身がこぼれないよう、目玉焼きのかわりに黄身を崩した半熟の卵焼きを挟みます。手で持って食べやすいため、お子さんにもおすすめですよ。たこせんがパリパリなうちにお召し上がりください。
材料(1人分)
・たこせん(えびせん)……1枚
・卵……1個
・お好み焼きソース……適量
・マヨネーズ……適量
・かつおぶし……適量
・青のり……適量
※かつおぶしと青のりはなければ省略可能です。
作り方
1. 卵を焼く
フライパンに卵を落とし、黄身を崩して焼きます。半熟になったら火からおろします。
2. たこせんにソースとトッピングをかける
たこせんにお好み焼きソースを塗り広げ、青のりとかつおぶしをかけます。
3. 1をのせてマヨネーズをかける
1をのせてマヨネーズをかけます。
4. 半分に折る
半分に折って完成です。たませんの真ん中にフライ返しやヘラを突き立てると、たませんがきれいに半分に割れます。
たませんの上手な食べ方
たませんをアルミホイルやクッキングシートで包むと、手で持って食べやすくなります。たませんの両端をしっかりとじて包むのがポイント。ソースやマヨネーズで手が汚れず、思いきりかぶりついて食べることができますよ。作って時間が経つと、たこせんがしんなりとして食べにくくなるのでご注意ください。
たませんのおすすめアレンジレシピ3選
1. シャキシャキ。千切りキャベツ
生の千切りキャベツを挟むと、シャキシャキ食感が楽しく、食べごたえばっちりのたませんに!たませんに無理なく挟める量の千切りキャベツを入れ、ソースを多めにかけるのがポイント。さっと炒めて塩こしょうで味付けした千切りキャベツを挟むのもおすすめです。お好み焼きのような雰囲気に仕上がりますよ。
2. ヤミツキ必至!天かす
天かす入りのたませんは、どこかなつかしいB級グルメ感が魅力。天かすの旨味と、サクサク食感はヤミツキ必至です。天かすを入れる量は、お好みで調整しましょう。天かすのほかに、砕いたイカ天やポテトチップスなどのスナックもよく合います。駄菓子感がいっそう増して、お子さんにもよろこばれそうですね。
3. とろーり濃厚。チーズ
ちょっと贅沢なたませんを食べたいときは、チーズを入れてみましょう。卵焼きや目玉焼きにチーズをのせていっしょに焼き、チーズが溶けたらたこせんで挟みます。とろけるチーズをひとつかみ、もしくはスライスチーズを1枚使うと、クリーミーで濃厚なたませんになりますよ。粗挽き黒こしょうをトッピングしても合います。
お好みのトッピングで、たませんを作ってみましょう!
たませんは材料があればすぐに作れるため、手軽なおやつにぴったりですね。屋台の雰囲気を味わえるので気分転換にも最適です。
シンプルなたませんはもちろん、トッピングを工夫してバリエーション豊かなたませんを作ってみましょう。小口ねぎや紅しょうがなどでアクセントつけるのもおすすめですよ。ベーコンや焼きそばを入れると軽食として食べられます。自由な発想でたませんをお楽しみください!