アメリカン・エキスプレスは10月11日、世界各国の意識調査「Amex Trendex」の結果を発表した。調査は9月9日〜15日、世界7カ国3,000サンプル(米国2,000人/日本、カナダ、メキシコ、オーストラリア、インド、イギリス各1,000人)を対象にオンラインで行われた。

良いメンタルを維持するために最適な活動は?


コロナ禍において「良いメンタルを維持するために最適な活動は?」と聞いたところ、日本では「旅行」(46%)が最も多く、次いで「運動」(41%)、「音楽鑑賞」(29%)という結果に。7カ国平均では「運動」が最も多く50%、「旅行」は30%にとどまった。

また、日本では、「旅行は今最も実行したい活動のうちの一つ」(74%)、「コロナ以前よりも自身にとって旅行することの価値が高まっている」(71%)、「常日頃から次の旅行先のことを考えている」(69%)、「コロナ禍で旅行に行けない状況は不安でストレスになっている」(61%)、「キャンセルになる可能性があっても旅行の予定があるだけで幸せな気分になる」(62%)と回答した人が多く、日本では旅行に強い関心が持たれていることを示す結果に。

さらに、コロナ禍において安心して旅行ができると判断する条件を聞くと、「国内の新型コロナウイルスの感染者数の減少」(38%)と答えた人が最も多くなるなど、昨今の感染者数の減少が顕著な日本において、今後の旅行需要に対する飛躍的なリカバリーが期待できる結果となった。