『007』最新作が英でワールドプレミア、コロナで延期の末30日公開
[ロンドン 28日 ロイター] - 人気スパイ映画『007』シリーズの最新作『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』が英国で30日に封切られるのを前に、ロンドンで28日、ワールドプレミアが開かれ、出演者や王室関係者が姿を見せた。
シリーズ25作目となる同作は、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)を受けて当初予定だった昨年4月から3回も公開が延期された。映画業界は大型作品の公開でコロナ禍前の観客動員回復を期待している。
2006年の『カジノ・ロワイヤル』以降15年にわたりジェームズ・ボンド役を演じてきたダニエル・クレイグにとっては本作が最後の作品。ロイターに対し「本当に安心した。他のキャストやスタッフと一緒に祝い、映画館で上映することは私にとってとても重要で、こうやって実現した」と喜んだ。