浦安の大食いの胃袋を満たすデカ盛り弁当店『OBENTO LABO』のボリューミー弁当3選
食楽web
外出自粛がすっかり長引き、気軽に誰かを誘って外食に、なんてできないのが1年以上続いている気がする今日この頃。自炊にもすっかり慣れたけれど、たまには人の作ったご飯が食べたい! プロの味が恋しい! 作るの面倒臭い! なんて時に、やはり頼ってしまうのが街の「お弁当屋さん」。
東京のベットタウン、シンデレラ城の城下町? である浦安市に、味もボリュームも大満足のお弁当屋さんがあると聞き、今回向かったのは『OBENTO LABO』。名物は蓋が閉まらないメガ唐揚げ弁当、そのほかにもボリューム満点なお弁当がいろいろあるそう。果たしてどんな弁当店? 東西線浦安駅からバスに乗り、店に向かいます。
店外観。浦安駅~新浦安駅を結ぶメインストリートから市役所通りへ。浦安高校の近く
取材日は太陽ギラギラ、気温も35度近くの真夏日。道路からの照り返しも強い! 海に近い?(といっても1kmぐらい)ほんのり潮風を感じる熱風が、バスを降りた途端一気に襲ってきます。こんな日はキレッキレに冷えたビールに合う弁当! 揚げ物系の唐揚げ? アジフライ? それともキムチ・唐辛子系の辛いおかずもいいかなぁ~。
唐揚げ、でかくない? 蓋が閉まるわけないデカ盛り弁当発見!
店頭に貼られたメニュー。これは9/30まで、3ヶ月ごとにラインナップに変動あり
店に着き、店内に貼られたメニューをまずはチェック。大きく「名物!! ふたが閉まらないメガ唐揚げ弁当!!」と書かれています。中央には「メガトン級のボリュームだ!」と書かれた、「LABO名物メガ唐揚げ弁当」と「メガ竜田揚げ弁当」がドーン。確かにデカイ。これ、ふたを閉めるの諦めている? って大きさの鶏肉がゴロゴロッとしています。迫力大です。
メニュー上部にはカルビやガリマヨなどガッツリ系新メニュー、下の方にはメガ唐揚げ・メガ竜田が15個ずつ入った「合盛りパーティボックス」(3700円)など単品大盛りメニューのほか、そんなに食べられないよ~、という人向けの「女性におすすめ レディース」や「ワンコイン」単品メニューも。全体的に、500円~700円あたりが中心価格帯。
ということで、お店の人に聞いた『OBENTO LABO』イチオシガッツリ&ボリューム弁当を3品紹介します!
店名物! 1つ1つがでかくて食べ応え満点の「メガ竜田揚げ弁当」
「メガ竜田揚げ弁当(5個入り)」750円。野菜とか漬物とかはなし。肉と梅干ご飯のみの潔さも好き!
1つめはやはり、店の名物、ポスターの中央にあった「メガ竜田揚げ弁当」。3個入り580円、4個入り650円、そして5個入り750円。「初めて購入する際は、竜田揚げ3個入りからがおすすめですよ」と話すのは、マネージャーの安本さん。確かに、いわゆる一般的な唐揚げ弁当や竜田揚げ弁当のイメージで3つじゃ足りない~、なんて思って5つにしたら、想像以上のサイズがやってくる、ということですね。
計測すると、10×6×3cmのパックに竜田揚げが474g。ゴハンが244g(器の重さを除く)。竜田揚げがゴハンのほぼ2倍。衝撃です。全てのお弁当のゴハンは増量可能で、大盛り(+100g)で50円、メガ盛り(+200g)100円で増量可能。ゴハンと竜田揚げを1:1で食べ進めたいなら、ゴハン増量がおすすめです。そして「うちは野菜なし、男メシ!」と力強く一言。その潔さ、素敵です!
一応ふたをして、その上から紙をかけるのでこのままではない。けど、アピール力がすごい
そして、オススメの食べ方を聞くと「味変トッピングでおろしだれ、タルタル、マヨネーズ、明太マヨ各50円をプラスして、1つめはそのまま、2つめはレモンを絞って、3つめ以降で味変を楽しむといいですよ」とのこと。確かに4つめ、5つめには味変が欲しくなるかも。または、1つめ、2つめはビールやハイボールのおつまみとして味わって、3つめ以降でゴハンや味変トッピングと一緒に、とかかなぁ。攻め方を考えるだけでワクワクしてきます。
そして一応聞いてみる。あの~。ふた、閉める気あります? すると笑顔で、「入れ物の仕入れの都合もあってこれなんですけれど、お得意さんには喜ばれていますよ~」とにっこり。ふたからコンニチワ~、って顔だしている方が、確かに嬉しくなるもんなぁ。汁ものじゃないから、ふたが閉まってないせいで他のおかずや袋がビショビショになることもないし。唐揚げ、竜田揚げのお弁当のふたは、こうなっている方がなんかテンション上がる気もします。
野菜も肉もバランス良く! ならW肉野菜弁当650円
「W肉野菜弁当」650円。肉野菜炒めの下には千切りキャベツが敷いてあり、タレを吸ってうまい~!
「うちのメニューで数少ない、野菜と肉のメニューですね」と笑顔で話す安本さん。豚肉、3色ピーマン、キャベツ、タマネギのおかずがメインで、ポテトサラダ、お新香付き。注文を受けてから炒めるので受け取る時もあったかい。肉野菜炒めの下には千切りキャベツが敷いてあり、上の肉野菜炒めを食べ終わる頃にはタレが染みてしなしな・うまうまのキャベツになっています。ピーマンのシャキシャキがいいアクセントだし、ほんのり甘い梅干しやしっとりポテトサラダもいい箸休めに。
「人気メニューなので、シーズンが変わっても形を変えつつセンターにいるお弁当ですね」。時期によってダブルではなく唐揚げがプラスされていたりするなどのアレンジがあるとのこと。人気メニューに納得です。
OBENTO LABO最大1kg超え!大ボリュームの「名物ギガ弁当」
「名物ギガ弁当」1200円。肉・肉・肉・魚、ちょっとイモ、で笑いが出ちゃうほど。男メシらしさ満点!
そして、この店最大のボリュームを誇るのが「名物ギガ弁当」。値段も1200円と他の弁当に比べて高い。が、納得のボリュームそしてラインナップ。公式500gのゴハンの上にメガ唐揚げ2つ、おかずの方には16cm×9cmサイズの厚切りロースとんかつ、白身のフライ、デミハンバーグ。こちらも潔く野菜要素はポテトサラダとお新香のみ。ソース3つにカラシ付き。成長期の学生のお弁当ですか? 高タンパクすぎるぞこの弁当!
もちろんこれも計測。ゴハン+唐揚げの重さは642g。おかず側は443g(器の重さを除く)。なのでトータル1085g。1kg超え。揚げた鶏肉、揚げた豚肉、揚げた魚、焼いた肉。メインのおかずってカツ? ハンバーグ? 唐揚げ?
ちなみにですが、「厚切りとんかつ弁当」は600円。「デミハンバーグ弁当」も600円。弁当2つ分に唐揚げと白身魚のフライがつきました~ってこと? カツかハンバーグか唐揚げで悩むなら、これを買うのが正解なのかも。ただし1kgサイズを完食できる胃袋であれば。
電話での予約注文も可能「1枚肉を揚げている、たっぷりタルタルの『ギガ竜田南蛮弁当』(650円)も人気ですよ~」(マネージャーの安本さん)
お弁当に使っているゴハンは千葉県産のふさこがね。冷めても粒がしっかり、甘みを感じられる弁当向きのお米です。「うちは男性のお腹を満たす、ボリュームが売りの店だから」と安本さん。お店の注文の7~8割は近隣企業からの注文で、朝8時~11時は電話受付と弁当作りで「毎日戦争ですよ~」だそうです。できれば店頭での注文より、事前に電話注文をしておくのがおすすめとのこと。
もちろん10月以降もパワフルかつボリューミーな弁当を販売予定。今後も男メシ感溢れる弁当、期待しています
(取材・文◎いしざわりかこ)
●SHOP INFO
店名:OBENTO LABO(おべんとうラボ)
住:千葉県浦安市北栄4-5-27
TEL:9:00~14:00(材料なくなり次第閉店)
営:9:00~14:00(L.O.13:45)
休:なし