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「アニメやマンガなどの作中で登場する、あの」特に骨付きで大きな肉、いわゆる“マンガ肉”に心惹かれたことがある人は多いのではないでしょうか。そんな「マンガ肉」が、鉄板からはみ出るカルビなどで有名な『大阪焼肉・ホルモンふたご』(以下、『ふたご』)の一部店舗で登場しています! 現実のマンガ肉は実際どんなものなのか? 早速実食してまいりました。

9月限定! 重量500gのザブトンロースを使ったマンガ肉

「マンガ肉」4950円。成人男性が持ち上げてみてもこのボリューム感。念願のマンガ肉との対面に心躍ります

 マンガ肉が味わえるのは『ふたご』の新橋別館・目黒店・川崎店・新宿西口店・池袋店・上野店・荻窪店・柏店・栄3丁目店・心斎橋店。2021年9月の1カ月間限定で「夏の“はみ出る”フェスvol2」と題して、マンガ肉など“はみ出る”メニューを提供しています。

 新たに登場した『ふたご』の「マンガ肉」(4950円)は、4人前程度に及ぶ総重量500gのザブトンロースの塊肉を使用。ザブトンロースとは、肩ロースの肋骨側、最も首に近い部分にある肉のことです。『ふたご』の「マンガ肉」は、この塊肉に特殊陶器家・ガラダ堂が手がけた耐熱陶器製の「マンガ肉の骨」を組み合わせて作られています。

 焼くのが難しそうなこちらの「マンガ肉」、焼きの試験に合格した熟練の『ふたご』スタッフが焼き加減を調整しながら、低温でじっくりと焼き上げてくれます。その大きさから、焼き時間は約20分。

 塊肉の各面を焼いていったら、骨を外し、中まで火が通るように、ハサミで食べやすい大きさにカットしてくれます。お好みの焼き加減になったらいただきましょう。

 ボリューム満点な「マンガ肉」、塩コショウで下味がついているのでまずはそのまま一口いただいてみました。赤身肉ながらきめ細かくやわらかい食感で、適度にサシも入っているので、赤身肉の美味しさとバターのようなコク深い味わいが楽しめ、肉質自体のレベルの高さを感じます。

「マンガ肉」は味変できるようにと、5種類のタレもついてきます。きめの細かい特製ブレンド塩を使った塩コショウに、鉄板からはみ出るカルビでも添えられるシャキシャキワサビ、大葉もトッピングされたガーリックバター、フライドガーリック、リンゴやキウイ、ガーリックなどが入った特製フルーツダレという内容です。個人的にはスタッフさんもおすすめしていたフルーツダレが、脂の重たさを軽減しつつ、肉の旨みを引き出してくれて一番気に入りました。ガーリックバターやワサビなどと一緒に肉厚な肉を食べるということで、焼肉というより、ステーキのような印象も受けました。

 総重量500gということで、最初は2人だと食べきれないかなとも思っていたのですが、脂身も多過ぎないため胃もたれとも無縁。5種類のタレで味変できるため、飽きることなく2人でもペロリと食べられてしまいました。

サーロイン丼などほかにも「はみ出るメニュー」が登場!

酸っぱさ“はみ出る“レモンサワー」528円

「夏の“はみ出る”フェスvol2」ではマンガ肉のほか、3種のはみ出るメニューを『ふたご』全店舗にて展開しています。通常のレモンサワーより2倍以上も酸っぱい「酸っぱさ“はみ出る“レモンサワー」(528円)は、炭酸の刺激も強く、レモンシャーベットやフローズンレモンスライスを2枚トッピングするなど暑さが残る今の季節にも嬉しい一杯。

「辛さ“はみ出る”辛ラーメン」748円

「辛さ“はみ出る”辛ラーメン」(748円)は、既に十分スパイシーな辛ラーメンに、唐辛子とカプサイシンパウダーを同量混ぜ合わせた特製パウダーでさらに辛さをプラスできる辛いもの好きには垂涎のメニュー。

 特製パウダーは「ストップ」というまでスタッフさんがたっぷりとかけてくれます。

「器から“はみ出る“サーロイン丼」1408円

「器から“はみ出る“サーロイン丼」(1,408円)は、薄切りサーロインを軽く目の前のロースターで炙っていただき、秘伝の甘めのたれをかけたご飯の上に乗せて卵黄と刻みネギをトッピングした一品。適度に脂ののったサーロインの肉汁が白米や卵黄と混ざり合い、一口で幸せになれる〆料理だと感じました。

「思いっきり肉が食べたい!」そんな欲望をしっかりと満たしてくれる『ふたご』の「マンガ肉」。ガツンと気合を入れたい時、ご褒美飯を食べたい時にチャレンジしてみてはいかがでしょうか?

(取材・文◎中森りほ)

●DATA

大阪焼肉・ホルモンふたご

http://www.yakiniku-futago.com/