エンバペも加わるのか…レアルにおける選手移籍金ランキングトップ10
今夏の移籍市場閉幕まで1週間を切った24日、レアル・マドリードがフランス代表FWの獲得に向けたオファーをパリ・サンジェルマン(PSG)に提示したとスペインの複数メディアが報じた。PSGは同選手の残留を主張しているため、交渉は一筋縄ではいかないが、最初のオファー額は1億6000万ユーロ(約206億円)とされており、この取引が成立すれば、レアル・マドリード史上最高額となる。
そこで今回は、レアル・マドリードが過去に獲得してきた選手の移籍金ランキングトップ10を紹介。“白い巨人”が実現してきた大型移籍を改めて振りかえる。
※移籍金は『Transfermarkt』を参照
※日本円は8月25日時点のレートで換算
▼10位 4800万ユーロ(約62億円)
フェルランド・メンディ(フランス/2019年)
2019年夏、ヴィニシウス・ジュニオールやロドリゴの4500万ユーロを上回る移籍金4800万ユーロでリヨンからレアル・マドリードに加入。高い身体能力や高速クロスを武器に、マルセロからレギュラーの座を奪いとった。
▼9位 5000万ユーロ(約64億円)
エデル・ミリトン(ブラジル/2019年)
レアル史上最高額のDFがミリトンだ。前所属のポルトに支払われた移籍金は5000万ユーロ。1年目は控えの立場に留まったことから批判の声も挙がったが、その後は着実に出場機会を増やし、セルヒオ・ラモスとラファエル・ヴァランが退団した今季はセンターバックの一番手として大きな期待を背負う。
▼8位 6000万ユーロ(約77億円)
ルイス・フィーゴ(ポルトガル/2000年)
宿敵バルセロナから“禁断の移籍”を果たしたフィーゴ氏が8位にランクイン。フロレンティーノ・ペレス会長は当時、「フィーゴがレアルでプレーしなかったら、ソシオ全員分の年間チケット代を自分が支う」と宣言。それから2週間後に世紀の移籍が実現した。
▼7位 6300万ユーロ(約81億円)
ルカ・ヨヴィッチ(セルビア/2019年)
近年、レアルファンに最も大きな失望を与えた選手の一人だろう。1試合平均のプレータイムは30分程度で、加入以来奪ったゴールもわずかに2つ。ピッチ外でも、自宅待機期間中に母国セルビアへ帰国してパーティーに参加するなど、問題行動を繰り返した。今夏も放出候補に挙げられている。
▼6位 6700万ユーロ(約86億円)
カカ(ブラジル/2009年)
2009年夏、クリスティアーノ・ロナウドやカリム・ベンゼマと共にレアルの一員に。その2年前にバロンドールを受賞したスターを一目見ようと、入団発表には5万人のサポーターが本拠サンティアゴ・ベルナベウに詰めかけた。ただ度重なるケガもあって、本領を発揮したとは言えず、在籍4シーズンで一度も二桁得点を記録できなかった。
▼5位 7500万ユーロ(約97億円)
ハメス・ロドリゲス(コロンビア/2014年)
2014年に行われたブラジル・ワールドカップで得点王に輝く活躍を見せ、レアル・マドリード入り。カルロ・アンチェロッティ監督のもとで1年目から13得点13アシストを記録するなど、背番号10にふさわしい結果を残した。だが、2年目以降は出番を減らし、昨年夏にフリートランスファーでエヴァートンへの完全移籍を果たした。
▼4位 7750万ユーロ(約100億円)
ジネディーヌ・ジダン(フランス/2001年)
4位にランクインしたのは、昨季まで監督を務めたジダン氏。2001年夏、ユヴェントスからレアルに加入した際に支払われた移籍金は当時の世界最高額だった。なお、2000年夏に行われたUEFAのレセプションでジダン氏と同席した際、ペレス会長が「レアルに来たいか?」と英語で書いた紙ナプキンを渡し、同氏が「Yes」と返答したところから、この大型移籍が実現した。
▼3位 9400万ユーロ(約121億円)
クリスティアーノ・ロナウド(ポルトガル/2009年)
2018年に退団するまで、438試合に出場して450ゴールを記録。クラブの歴代最多得点記録を樹立し、2位以下に100ゴール以上の差をつけた。ユヴェントスへの移籍は世界中に大きな衝撃を与えたが、売却価格は1億1700万ユーロと収支はプラス。ビジネス的な観点から見れば、大成功だったと言える。
▼2位 1億100万ユーロ(約130億円)
ギャレス・ベイル(ウェールズ/2013年)
2013年にトッテナムから加入し、レアルで初めて“1億ユーロの男”となったベイル。爆発的なドリブル突破でマドリディスタを喜ばせた瞬間もあったが、度重なるケガで失望を買った回数の方が多く、スペインでは“失格”の烙印を押されている。クラブとの契約は来年6月末までとなっており、今夏の売却が実現しなければ、フリーでの退団となりそうだ。
▼1位 1億1500万ユーロ(約148億円)
エデン・アザール(ベルギー/2019年)
レアル史上最高額の男はアザール。だが加入以来、負傷回数は二桁を数え、“稼働率”はベイルよりも悪いとされている。勝負の3年目となる今季はリーグ開幕節から力強いパフォーマンスを披露しており、“完全復活”の1年としたいところだ。
(記事/Footmedia)
そこで今回は、レアル・マドリードが過去に獲得してきた選手の移籍金ランキングトップ10を紹介。“白い巨人”が実現してきた大型移籍を改めて振りかえる。
※日本円は8月25日時点のレートで換算
▼10位 4800万ユーロ(約62億円)
フェルランド・メンディ(フランス/2019年)
2019年夏、ヴィニシウス・ジュニオールやロドリゴの4500万ユーロを上回る移籍金4800万ユーロでリヨンからレアル・マドリードに加入。高い身体能力や高速クロスを武器に、マルセロからレギュラーの座を奪いとった。
▼9位 5000万ユーロ(約64億円)
エデル・ミリトン(ブラジル/2019年)
レアル史上最高額のDFがミリトンだ。前所属のポルトに支払われた移籍金は5000万ユーロ。1年目は控えの立場に留まったことから批判の声も挙がったが、その後は着実に出場機会を増やし、セルヒオ・ラモスとラファエル・ヴァランが退団した今季はセンターバックの一番手として大きな期待を背負う。
▼8位 6000万ユーロ(約77億円)
ルイス・フィーゴ(ポルトガル/2000年)
宿敵バルセロナから“禁断の移籍”を果たしたフィーゴ氏が8位にランクイン。フロレンティーノ・ペレス会長は当時、「フィーゴがレアルでプレーしなかったら、ソシオ全員分の年間チケット代を自分が支う」と宣言。それから2週間後に世紀の移籍が実現した。
▼7位 6300万ユーロ(約81億円)
ルカ・ヨヴィッチ(セルビア/2019年)
近年、レアルファンに最も大きな失望を与えた選手の一人だろう。1試合平均のプレータイムは30分程度で、加入以来奪ったゴールもわずかに2つ。ピッチ外でも、自宅待機期間中に母国セルビアへ帰国してパーティーに参加するなど、問題行動を繰り返した。今夏も放出候補に挙げられている。
▼6位 6700万ユーロ(約86億円)
カカ(ブラジル/2009年)
2009年夏、クリスティアーノ・ロナウドやカリム・ベンゼマと共にレアルの一員に。その2年前にバロンドールを受賞したスターを一目見ようと、入団発表には5万人のサポーターが本拠サンティアゴ・ベルナベウに詰めかけた。ただ度重なるケガもあって、本領を発揮したとは言えず、在籍4シーズンで一度も二桁得点を記録できなかった。
▼5位 7500万ユーロ(約97億円)
ハメス・ロドリゲス(コロンビア/2014年)
2014年に行われたブラジル・ワールドカップで得点王に輝く活躍を見せ、レアル・マドリード入り。カルロ・アンチェロッティ監督のもとで1年目から13得点13アシストを記録するなど、背番号10にふさわしい結果を残した。だが、2年目以降は出番を減らし、昨年夏にフリートランスファーでエヴァートンへの完全移籍を果たした。
▼4位 7750万ユーロ(約100億円)
ジネディーヌ・ジダン(フランス/2001年)
4位にランクインしたのは、昨季まで監督を務めたジダン氏。2001年夏、ユヴェントスからレアルに加入した際に支払われた移籍金は当時の世界最高額だった。なお、2000年夏に行われたUEFAのレセプションでジダン氏と同席した際、ペレス会長が「レアルに来たいか?」と英語で書いた紙ナプキンを渡し、同氏が「Yes」と返答したところから、この大型移籍が実現した。
▼3位 9400万ユーロ(約121億円)
クリスティアーノ・ロナウド(ポルトガル/2009年)
2018年に退団するまで、438試合に出場して450ゴールを記録。クラブの歴代最多得点記録を樹立し、2位以下に100ゴール以上の差をつけた。ユヴェントスへの移籍は世界中に大きな衝撃を与えたが、売却価格は1億1700万ユーロと収支はプラス。ビジネス的な観点から見れば、大成功だったと言える。
▼2位 1億100万ユーロ(約130億円)
ギャレス・ベイル(ウェールズ/2013年)
2013年にトッテナムから加入し、レアルで初めて“1億ユーロの男”となったベイル。爆発的なドリブル突破でマドリディスタを喜ばせた瞬間もあったが、度重なるケガで失望を買った回数の方が多く、スペインでは“失格”の烙印を押されている。クラブとの契約は来年6月末までとなっており、今夏の売却が実現しなければ、フリーでの退団となりそうだ。
▼1位 1億1500万ユーロ(約148億円)
エデン・アザール(ベルギー/2019年)
レアル史上最高額の男はアザール。だが加入以来、負傷回数は二桁を数え、“稼働率”はベイルよりも悪いとされている。勝負の3年目となる今季はリーグ開幕節から力強いパフォーマンスを披露しており、“完全復活”の1年としたいところだ。
(記事/Footmedia)