今夏に行われたユーロ2020にて、グループリーグ敗退の責任をとる形で、5年間指揮をとったスタニスラフ・チェルチェソフ監督が退任したロシア代表は、金曜日にその後任としてヴァレリー・カルピン監督を招聘することを発表した。契約期間は今年の年末いっぱいまでで、延長オプション付き。

 現役時代では1990年代後半にバレンシアで名を馳せた52歳は、1999年にはロシアの年間最優秀サッカー選手にも選出。アレクサンドル・ジューコフ連盟会長は、「彼は同世代のロシア人選手の中で最高の選手の1人。現役引退後も、ロシアリーグにおいてコーチとしての経験を積んでいる」と語った。