ゆるんだ背中&お腹を一気に引き締め。1日1セット【しなやかな細ボディ】に導く簡単習慣

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最近「背中が重い…」と感じたことはありませんか? 長時間の座り姿勢やスマホなどをチェックする時の前屈みの姿勢は背中の歪みを悪化させてしまいがち。また、背中の筋肉が凝り固まった状態が続くと贅肉も付きやすくなってしまいます。そこで習慣に採り入れたいのがピラティスの簡単エクササイズ【ロールオーバー】。同時にお腹の引き締めが叶うのも魅力です。

▶︎背中をほぐしつつお腹を引き締め【腰周りサイズダウン】1日5回の簡単習慣

 

【ロールオーバー】

仰向けに寝て、背骨を1つずつ動かしてコントロールしていくエクササイズです。背中の筋肉が凝り固まっていると初めは難しいかもしれませんが、続けていくうちに背中の筋肉の緊張がほぐれていくので、背骨を1つずつ動かす感覚が掴めていけます。

 

(1)仰向けになって手の平を床に着き、両脚をまっすぐ揃えて上げる



▲両ひざを伸ばして、息を吸ってお腹を薄くします

 

(2)息を吐きながらお尻を浮かせて両脚を頭の方へ倒していき、可能な限り倒したところで3秒間キープする



 

(3)キープが終わったら息を吸い、息を吐きながら脚を元の位置に戻していく



 

|実践時に注意するポイント

期待する効果をきちんと得るためには「お腹と背骨のコントロール」がポイント。勢いで動かしたり、脚を動かす意識で行うのはNGです。必ずお腹、そして背骨の1つ1つを使っていくことを意識することが大事。脚を遠くに移動させようと踏ん張ってしまうと上半身や肩に力が入ってしまいやすい(下写真)ので、注意しましょう。また、「手は軽く床を押す程度」というのもポイント。とにかく肩や上半身に余計な力が入らないよう注意してください。



▲実践中、上半身や肩に力が入ってしまわないように注意!

続けるほどに背中の筋肉の緊張がほぐれ、贅肉の付きにくい状態になるのはもちろん、姿勢もスタイルも改善されていきます。しなやかな細ボディを手に入れるべく、ぜひ習慣化してみてくださいね。<text:ピーリング麻里子 photo:カトウキギ ピラティス監修:Minami(WECLEインストラクター/インストラクター歴3年)>