ヤマトの「クロネコ」64年ぶり刷新 宅急便トラックも新デザインに 新事業用マークも設定
同じようでもいろいろと変わっています。
新マークは「より未来志向のデザインに」
新しい「クロネコマーク」(画像:ヤマトホールディングス)。
ヤマトホールディングスは2021年3月1日(月)、企業シンボルマークの「クロネコマーク」について、4月1日(木)から新デザインのものを使用すると発表しました。デザイン変更は1957(昭和32)年の制定以来、初めてといいます。
クロネコマークは黄色の楕円を背景とし、親ネコが子ネコを運んでいるデザインです。初代デザインを踏襲しつつも、楕円の黒い輪郭がなくなりやわらかく広がりある形に変わるほか、親ネコのしっぽや耳の形も変わっていたり、親ネコと子ネコの脚もシンプルにまとまっていたりするなど違いがあります。
同社は「『クロネコマーク』に込めた想いを変えることなく、都市や街、地域の環境により調和し、溶け込みながら、日々重ねてきたサービスをさらに進化させていく意思の表明として、より未来志向のデザインに磨き上げました」と紹介しています。
新クロネコマークの制定とあわせて、新たにアドバンスマークが登場します。親ネコと子ネコのシルエットを直線的に表現したこのアドバンスマークは、新サービスや新事業で使われる方針です。
このほか、コーポレートカラーとして、黒、黄、白、グレーの4色を採用。ヤマトグループで使う統一ロゴタイプも開発しています。