魅力度ランキング最下位となった栃木県の魅力をPRしようと、大手コンビニエンスストアで県産食材を使った商品が来月から販売されます。

その新商品が26日、県庁に届けられ福田 富一知事が一足先に試食しました。

とちぎ和牛をふんだんに使った牛すき鍋やとちおとめのデザートなどラインナップは全部で6種類。

開発したのは県内におよそ450店舗を展開するセブン―イレブン・ジャパンです。

2008年に栃木県と包括連携協定を結んでいて、

栃木が去年、民間の調査会社が行う都道府県の魅力度ランキングで初の最下位となったことを受けて始めたPRプロジェクトに賛同し、商品を開発しました。

これまでもセブンイレブンがご当地コラボ商品を販売することはありましたが、魅力度向上のための商品開発は全国でも初めてだということで、試食した福田知事は、「肉が

やわらかくて甘みがありとちぎ和牛の良さが出ている」と太鼓判を押しました。

まずは県民に地元の良さを再発見してもらおうと商品は県内限定で来月9日から発売となり、売れ行きや食材の調達が整えば、全国で販売される可能性もあるということです。