県議会通常会議は24日、質疑質問の2日目を迎え、2つの会派から4人の議員が、新型コロナウイルス感染症への対応などについて県の考えを質しました。

24日は、とちぎ自民党議員会の日向野 義幸議員、日本共産党栃木県議団の野村 せつ子議員、それにとちぎ自民党議員会の西川 鎮央議員と渡辺 幸子議員の4人が質問に立ちました。

質疑の中で、新型コロナウイルスに感染した、軽症者や症状がない人のための県内4カ所の宿泊医療施設のうち、県央の2つの施設で1月中旬から、日中、医師の常駐を始めたことが明らかとなりました。

これまでは看護師が常駐し、診察は24時間、オンラインで行っていましたが、急激に容体が重症化する患者に対応するためで今後、患者数の動向を見ながら県南や県北の施設でも検討します。

一方、重症患者への対応向上のため、11の医療機関で情報共有や治療の助言などができるネットワークシステム、「遠隔医療支援体制システム」の整備が今月中に完了し、本格稼働を開始するということです。