バルセロナでプレーするFWリオネル・メッシ【写真:Getty Images】

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ラージョ戦でのFKシーンに注目、メッシがボールを左右に動かしたのは…

 バルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシは現地時間27日、スペイン国王杯(コパ・デル・レイ)4回戦の2部ラージョ・バジェカーノ戦にフル出場し、1ゴールをあげて2-1の勝利に貢献した。

 2部クラブ相手に苦戦を強いられたなか、バルセロナ公式ツイッターはこの試合でメッシが見せたワンシーンに注目。「ボールを置く所作すらアート」と綴ったが、その映像の内容が思わぬ波紋を広げている。

 メッシをはじめ、フランス代表FWアントワーヌ・グリーズマン、スペイン代表MFセルヒオ・ブスケッツら主力をスタメン起用したバルサだったが、ラージョ・バジェカーノ相手に後半18分に先制を許す苦しい展開。それでも同24分にメッシ、同35分にオランダ代表MFフレンキー・デ・ヨングがゴールを決めて、逆転でベスト8進出を決めた。

 そんな緊迫した試合中のあるワンシーンが話題を呼んでいる。バルセロナ公式ツイッター日本語版は、0-0で迎えた後半2分に敵陣ペナルティーエリア外の右サイドで得たFKのシーンに注目。キッカーを務めるメッシがボールを置くと、主審がバニシングスプレーで目印となるラインをピッチ上に引き、壁役との距離を測るためにその場を離れていく。

 次の瞬間、メッシはボールを両手で持って左右に何度か動かしながら再びセット。この一連の動作について、バルサ公式ツイッター日本語版は「ボールを置く所作すらアート」と綴って動画を公開している。

 しかし映像をよく見ると、メッシはボールを左右に動かしながら主審がバニシングスプレーで書いた目印を消しているように見え、また再びセットしたボールは最初の位置よりも左にズレていた。そのためファンからは「ズルしてる」「これは…いいのか??」といった反応のほか、メッシが直接狙ったシュートがクロスバーを直撃して惜しくも得点にならなかったことを受けて、「位置ずらさなかったら入ってた説」というコメントも寄せられていた。

 クラブ公式SNSが投稿した映像ということもあり、思わぬ反響を呼んでいる。(Football ZONE web編集部)