久保が新年に投稿した写真が話題となっている。(C) Getty Images

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 年内最後のセビージャ戦で出番がなかった久保建英は、ラ・リーガでは3試合連続でピッチに立てず、2020年を終えた。

 現地スペインで過熱しているのが、その日本代表MFの退団報道だ。ほとんどが途中出場とはいえ、シーズン途中まではチームで唯一、全試合でピッチに立っていたが、18歳のジェレミ・ピノらの台頭でウナイ・エメリ監督の中での序列が低下。レンタル打ち切りの可能性が囁かれている。

 複数のスペインのクラブから興味が伝えられるなか、なかでも熱心なヘタフェのアンヘル・トーレス・サンチェス会長は12月29日、ラジオ局『ONDA CERO』のインタビューの中で「クボはうちに来たがっているようだ」と明かした。これまでは、退団するかどうかは久保の意向次第で、本人は残留を望んでいると伝えられてきたが、ここにきて移籍に気持ちが傾きつつあるのかもしれない。

【写真】久保建英が投稿した“意味深な”霧中ショットはこちら
 
 そんななか、その日本の至宝が自身のインスタグラムを更新。一枚の写真とともに、次のように綴った。

「2020年も終わり。色々あった年でしたが、来年もサッカーが出来る事に感謝したいと改めて思いました。(スペイン語で)明けましておめでとうございます」

 話題となっているのが、投稿された写真だ。

 ビジャレアルではなく、日本代表のもので、しかも深い霧の中でプレーしている姿を収めた一枚。昨年11月にオーストリアで行なわれたメキシコ戦で撮影されたショットだろう。

「五里霧中」「暗中模索」――。まさにいまの心境を表わした写真ということだろうか。

 この意味深な投稿に、ファンからは「頑張って」という多くの激励とともに、「なぜこの写真を選んだの?」「写真のチョイス、、、意味深」「謎です」「写真に意味があるってことですね」といったコメント寄せられている。

 ビジャレアル残留か。新天地を求めるのか。久保の心は揺れているのかもしれない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部