米デラウェア州ウィルミントンで新型コロナウイルスに関して演説する民主党大統領候補のジョー・バイデン前副大統領(2020年10月23日撮影)。(c)Angela Weiss / AFP

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【AFP=時事】米民主党大統領候補のジョー・バイデン(Joe Biden)前副大統領は23日、当選した場合、新型コロナウイルスワクチン接種を米国人の誰もが無料で受けられるようにすると発表した。「ウイルスに勝つ」ための国家戦略の一環だとしている。

 選挙日をわずか11日後に控えたこの日、バイデン氏はデラウェア州ウィルミントン(Wilmington)での演説で、自身の新型ウイルス対策計画について説明。「安全で効果的なワクチンができ次第、保険加入の有無にかかわらず、全員が無料で接種できるようにしなければならない」と表明した。

 バイデン氏に支持率で後れをとるドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領も、ワクチン接種は無料とすべきだと強調してきた。トランプ氏は今後数週間でワクチンが利用可能になると主張している。

 だがバイデン氏はトランプ氏が全国規模の新型ウイルス対策を打ち出さなかったと指摘。「この危機が始まって8か月たっているのに、大統領にはいまだに計画がない」と批判した。

 バイデン氏は、当選後には「ついにこのウイルスに勝ち、私たちの生活を取り戻すため」の国家戦略を「即座に」打ち出すと表明。政権移行期間に全50州の知事との協議を進め、就任後には議会に対して新型ウイルス流行収束に必要な全ての措置を定めた法案を可決するよう求めるとともに、連邦政府庁舎と州をまたぐ交通機関でのマスク着用を全国で義務化し、検査体制を現在の7倍に強化すると宣言した。

【翻訳編集】AFPBB News

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