中華料理店「三國演義」(帝国データバンク撮影)

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中華料理店「三國演義」「萬金楼別館」を経営

 ハッピーケア(株)(TDB企業コード:841014938、資本金400万円、神奈川県横浜市中区山下町146-6、登記面=神奈川県横浜市中区扇町2-6-1、代表福田愛依氏)は、10月19日までに事業を停止し、債務整理を野口眞寿弁護士(東京都文京区本郷1-4-4、初雁総合法律事務所、電話03-3868-0813)ほか2名に一任、自己破産申請の準備に入った。

 当社は、2015年(平成27年)1月に設立され、中華街大通り沿いにある中華料理店「三國演義」および「萬金楼別館」を運営していた。「三國演義」は、JR根岸線・石川町駅から徒歩10分以内の立地にあり、フカヒレ、北京ダック、伊勢海老、あわびなど、高級食材を贅沢に使用したコースをリーズナブルに提供。三国志をイメージした重厚感のある上質な店舗、古き良き中国を思わせるモダンなつくりが、消費者の一定の支持を集めていた。

 しかし、新型コロナウイルスの感染拡大により、「三國演義」は3月から平日は臨時休業となっていた。従前からの業績不振に加え、コロナ禍で4月以降は営業再開もままならず、その後も業況は回復しないまま今回の事態となった。

 負債は現在調査中。