ホテルに泊まると「旬のジャガイモ3キロ」プレゼント 北海道産地直送センターの「秋の応援企画」が太っ腹
秋といえば、食欲の季節。これから旬を迎える秋の味覚を楽しみにしている人も多いだろう。
北海道の特産品を販売する「北海道産地直送センター」(札幌市)は、2020年9月15日〜11月30日の期間、「秋の北海道応援企画」を展開し、北海道ならではの旬の食材を販売する。
北海道の秋の味覚がずらり
旬のジャガイモもらえます
北海道では、新型コロナウイルスによる外出自粛による影響で、外食産業の需要の低下や物産展・イベントの中止、また観光客の大幅な減少などに見舞われた。
それに関連して、道内各地の生産者が余剰在庫に悩まされ、北海道産地直送センターには多くの相談が寄せられていたという。
同社では20年5月25日から、特に甚大な影響を受けた生産者の食材を「生産者応援企画」として、直営ECサイト「産地直送センター」で販売。一部の食材が完売するなど、好評だったそうだ。
「秋の北海道応援企画」では北海道の生産者だけでなく、北海道にゆかりのある観光業・飲食業のことも応援したいとの思いから、万世閣ホテルズ(本部・札幌市)が運営するリゾートホテルでの企画を実施する。
対象となるホテルは、洞爺湖温泉にある「洞爺湖万世閣ホテルレイクサイドテラス」、登別温泉にある「登別万世閣」、定山渓温泉にある「定⼭渓万世閣ホテルミリオーネ」の3つ。
宿泊5日前までの予約時に、北海道産地直送センターのウェブサイトを見た旨を伝えると、旬のジャガイモ3キロ(北あかり2キロ、男爵1キロ)が、プレゼントされる。
宿泊特典はジャガイモ3キロ
ジャガイモは、チェックアウト時に手渡されるそうだ。
北海道の秋を自宅でも満喫
北海道産地直送センターは、2000年の創業以来約20年間にわたり、道内で独自の仕入れルートを開拓。生産者から売り場に直接食材を届ける卸売事業や、通信販売等での「産地直送」事業を展開してきた。
経験豊富な「味の目利き」たちが、生産者の声と共に旬の食材を届けている。
9月15日から始まる「秋の北海道応援企画」では、そんな目利きたちが選んだ旬の秋野菜や魚介類などを「産地直送センター」で販売。全て送料無料で購入することができる。
例えば、⼣張郡栗⼭町の渕野巌さんが運営する「湯地の丘⾃然農園」で育てられた「北海道秋野菜セット」。
北海道秋野菜セット(税込4580 円)
これらはできるだけ農薬を使わず、堆肥有機肥料で育てられた野菜だ。
4種のジャガイモ(北あかり、男爵、インカのめざめ、メークイン)を1キロずつ、タマネギ1キロ、カボチャ1玉、ニンジン1キロがセットになっている。
魚介では北海道鵡川(むかわ)産「本ししゃも」がラインアップ。オスとメスが同数入った「夫婦セット」での販売だ。
「本ししゃも」は、北海道にある16 本の河川でしか漁獲されない、⾮常に稀少な品種で、その産地として最も有名で歴史が古いのが北海道鵡川町。
国から「鵡川ししゃも」という地域ブランドとして認定されており、特においしいとされている。
本ししゃも夫婦セット計20尾3980円、計60尾7980 円(いずれも税込)
「産地直送センター」で販売されるのは、塩のみで加工されたもの。ししゃもの素材のうまさを損なわず、味付けされているという。
他にも、羅臼産の干物のセットや、ホタテやイクラなどを詰め込んだ「北海道秋の味覚セット」、京都の⽼舗茶屋「京はやしや」の北海道産の原料を用いた抹茶スイーツが用意されている。
北海道を訪れるのは難しい、という人でも秋の味覚を存分に満喫できそうだ。