新人VTuberが情報漏洩を謝罪(画像はカバー公式サイトのプロフィールより)

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カバー(東京都)が手がける女性バーチャルユーチューバー(VTuber)グループ「ホロライブ」所属の魔乃アロエは、自身のLive2D(アバター)の姿を、Vtuberとして活動をはじめる前に漏洩していたことを謝罪した。

魔乃アロエは8月15日にYouTubeで配信をはじめたばかりだったが、今回の問題で2週間の謹慎処分となった。

「管理が甘かった」

カバーの公式プロフィールによれば、魔乃アロエは「魔界で歌姫を目指しているワガママで悪戯好きな見習いサキュバス」。ホロライブ5期生の一人として8月6日にデビューが発表され、翌8月7日から活動を開始した。8月15日にはYouTubeで動画デビューを飾った。

しかし、ネット上では魔乃アロエの「中の人物」が、ライブ配信サービス「ツイキャス」の配信履歴から、デビュー前に魔乃アロエのLive2D(アバター)を漏洩していたのではないかという指摘があった。これを受け魔乃アロエは8月17日に「大事なお知らせ。」と題した動画をYouTubeで公開し、デビュー前の情報漏洩が事実だと認めた。

魔乃アロエによれば、デビュー前にツイキャスを通じてLive2Dのテスト配信をしたものの、動画の削除をしなかったことが漏洩の原因だとした。テスト配信自体はマネージャーに許可をもらって実施したものの、「最終的に人目につく形で残ってしまった」と説明。魔乃アロエは「管理が甘かった」とし、

「関係者のみなさま、ホロライブメンバー、同期のみなさま、私のことを少しでも応援しようとしてくださった視聴者さん、大変ご迷惑をおかけしてしまい、本当に申し訳ございません」

と謝罪した。

カバーは魔乃アロエに2週間の謹慎処分を下し「反省を促す」とした。