香川真司、クラブ公式インタビューでスペイン語披露 適応能力の高さ発揮「自信ついた」
香川真司がクラブの公式YouTubeチャンネルに登場
スペイン2部サラゴサのMF香川真司は現地時間16日、リーガ・エスパニョーラ2部第33節ルーゴ戦に先発出場し、前半18分に先制ゴールを決めた。
約9カ月ぶりの公式戦ゴールでチームの3-1勝利に大きく貢献。自動昇格圏内の2位につけるサラゴサを牽引する香川は、クラブの公式YouTubeチャンネルでスペイン語を披露している。
試合は前半19分、CKの流れからのこぼれ球に対し、香川が巧みなターンでボールを拾うと、右足を一閃。鋭いグラウンダーのシュートをゴール左隅に突き刺した。この先制ゴールで優位に立ったサラゴサは後半にもMFラウール・グティエレス、FWミゲル・リナレスがそれぞれゴールを挙げて勝負あり。後半アディショナルタイムに1点を返されたものの、快勝を収めた。
香川の活躍ぶりは現地でも評価され、スペイン紙「AS」の採点では3つ星満点中2つ星を獲得。また地元紙「エル・ペリオディコ・デ・アラゴン」では「決定機に正確なシュートを放ち、効果的かつ効率的な試合をこなした。カガワは明らかに復調を果たし、グティエレスとリナレスがその勝利を決定づけるものとした」と、香川の働きが勝利に直結したと称賛していた。
そんななか、香川はクラブの公式YouTubeチャンネルに登場。映像では加入1年目にもかかわらず、流暢なスペイン語を披露している。
「ルーゴ戦の勝利は僕たちにとって、とてもポジティブなものでした。僕たちは勝利で再開することができなかった。だからすぐに復調することは重要だった。それがルーゴ戦での勝利がポジティブな理由かな。僕はゴールでチームを助けられてとても幸せだよ。自信もついたし、次の試合でも改善を続けていきたい」
自身のゴールについて振り返った香川。熾烈な昇格争いのなか、次の試合に向けて目を向けている。
「僕たちはみんなで次のラ・ロマレーダでの試合に向けていい準備をして、アルメリアに対して勝利できるように戦う。僕たちは強いメンタリティーを持って、この自信を続けていかなければいけない」
自身の夢だったスペインでプレーしている香川だが、スペイン語でのインタビューで適応能力の高さも見せた。(Football ZONE web編集部)