マックの黒麻婆ソースで絶品チャーハンを作るコツ「〇〇を〇〇しない」
こんにちは。「刻んでチャーハンにすれば、だいたい結構イケるはず」―そんな気持ちで挑む“なんでもチャーハン”企画、今回のターゲットは「全部辛い!」と評判の、マクドナルド『スパイシーチキンマックナゲット』と『黒麻婆ソース』です!
お気づきの通り、黒麻婆ソースといったら中華です。中華といえばチャーハン。つまり、この商品はチャーハンにしても間違いなく美味いはず。レッツチャーハンです。
まずは普通に試食「やっぱめちゃうまい」
まずはこのスパイシーチキンマックナゲットと黒麻婆ソースをそのままいただいてみます。
そもそもスパイシーチキンマックナゲット、ソース無しのこれ単体で既に辛いです。食べるとあとからじんわりと確実に辛味が来ます。唐辛子由来の辛さなのですが、チキンの美味しさを引き立てるためにホワイトペッパーとブラックペッパーもブレンドされている模様。
そこに別の辛さとなる黒麻婆ソースをつけてみます。
立ち上るテンメンジャンの甘い香りと花椒の華やかな香りが、口の中ではコクある美味しさとしびれる辛さに変化! 豆板醤の美味しさ、辛味もしっかりと広がります。これはウマ辛い。もうこのままビールか何かを飲みながら、ずっと食べていたい美味しさです。
単品でここまで美味いんだから、必ずチャーハンにも合うぞ、という確信を得たところで調理に進みましょう。
いつも通り作ってみる
なんでもチャーハン企画、基本的な手順はこちらです。
(1)「具」を刻む
(2)卵1個とごはん200g、塩コショウでプレーンなチャーハンを作る
(3)炒める
(4)完成
いたってシンプルです。
まずは具となる「スパイシーチキンマックナゲット」を刻みます。
卵とごはん、塩コショウだけのプレーンなチャーハンができたら、準備OK。
ここに黒麻婆ソースを入れて、良く炒めます。
良き頃合いに刻んだナゲットを投入! 更に炒めて完成です!
試食してみるが……
さあ、試食です。
出来上がった「スパイシーチキンマックナゲット黒麻婆チャーハン」をいただいてみましょう。
……美味い。美味いんだけど、さっきの黒麻婆ソースの辛さがまるで無くなってる……!
チキンの唐辛子の辛さはしっかり残っているけど、「こんなはずない」という気持ちが食べるほどに募ります。花椒のあの感じとかが薄れてしまってるんですよね。うーーーーーーーん……。
再チャレンジで開眼! なるほどわかった
なんでもチャーハン企画ではおそらく初めての作り直しです。
粘性の高い黒麻婆ソースだから、と気を回し、ライスと良く混ざるように先に念入りに炒めたのが良くなかったのではないか、と推測しました。
そこで今回は、プレーンチャーハンを作った後、先に刻んだスパイシーチキンを入れて軽く炒めたら調理終了です。
え。じゃ、黒麻婆ソースは? と思いますよね。そうです。後からかけます。
ドロリ、とスパイシーチキンチャーハンの上から黒麻婆ソースを直接かけて、混ぜながらいただきます。すると……「完璧!」です。
これは本当に美味しい! あえて手間をかけて、ライスと卵とナゲットを混ぜた意味が出ます。
炒めたモチモチお米とゴロゴロとした辛いナゲットに、黒いソースが触れるだけで、超高級な中華料理に変身します。上品なテンメンジャンの甘い旨さとコクたっぷりで辛い豆板醤、痺れる辛さに繊細な香りの花椒は、まさに具現化した食べる喜び!
この黒麻婆ソースを食べるためにチャーハンがあるのだと言っても過言ではありません。チャーハンは黒麻婆を食べるための口実です。
というわけで、今回の「スパイシーチキンマックナゲット黒麻婆チャーハン」の結論が出ました。
マックの黒麻婆ソースでチャーハン作るコツはソースを加熱しすぎない、というのが正解のようです。黒麻婆ソースに関しては、後がけ推奨です。完全に混ぜず、ムラがあるくらいの方が食べていて楽しいですよ。
もしフライパンで混ぜる時は、花椒の香りが飛ばないよう気を付けてみてください。
それではみなさん、良いチャーハンライフを!
■ガジェット通信:なんでもチャーハン企画一覧
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