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原因から予防までくまなく調べてみたので気になる人はチェックしてくださいね。

■枝毛になったら髪はどんな状態?



枝毛を見つけたとき、髪はどんな状態になっているのでしょうか。詳しく見ていきましょう。

・そもそも枝毛ってなんなの?



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枝毛とは髪の毛の水分が失われて、髪の毛の先が裂けてしまう現象のことをいいます。直角に折れていたり、毛先が枝分かれしていたり、縦に長く裂けていたり、毛先だけ極端に細くなっていたりと枝毛といっても種類があるんですよ。また、白い毛先は枝毛になるサインです。



・切れ毛との違いは?



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髪の毛のダメージを現す言葉で枝毛のほかに切れ毛という言葉も聞いたことがあるのではないでしょうか。切れ毛とは髪の毛が途中で切れてしまっている状態のことを現します。枝毛も切れ毛も髪の毛のキューティクルが失われたことによって起こる現象には変わりありません。



・枝毛・切れ毛になった髪のダメージってどれくらい?



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枝毛や切れ毛を発見した場合、その箇所から5cmほど上まではダメージが進行しているといわれています。目に見えている箇所だけが傷んでいるというわけではないんですね。



・どんな髪の毛が枝毛・切れ毛になりやすいの?



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枝毛や切れ毛になりやすい人の髪の毛の特徴はとにかく水分が足りてないこと。先ほど、髪の毛をコーティングするキューティクルが失われているといいましたが、このキューティクルが失われることによって髪の毛内部の水分が流失しやすい状況になってしまい、結果、ダメージを受けやすい髪の毛となってしまうんです。



・枝毛になったものは修復するの?



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残念ながら一度枝毛になってしまった髪の毛が修復することはありません。だからといって放置するのではなく、今後枝毛が発生しないようなセルフケアを怠らないようにすることが大切☆女性にとって髪の毛はとっても大切なものなので自分の髪の毛は自分で守りましょう。

■枝毛、切れ毛になってしまう原因は?



髪の毛へのダメージを作ってしまう原因を知ることで改善が期待できるかも。

・髪の毛が濡れたまま寝たり、過度のブラッシングによる摩擦



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髪の毛に水分がないのならなるべく乾かさない方が良いのではないかと考えるかもしれませんが、それは大きな間違い。特に濡れた髪の毛は傷みやすく、そのまま寝てしまうと、寝返りなどの摩擦で髪の毛へダメージを与えてしまうことになるんです。

また、過度のブラッシングもNG。髪の毛に必要以上のブラッシングをすることでも摩擦が起き、髪の毛の繊維を傷つけてしまう可能性があります。



・乾燥によるダメージも大きい



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髪の毛には常に適度な水分が必要です。パサつく髪の毛にはヘアオイルなどを使ってヘアケアを心がけましょう。また、ドライヤーの当てすぎも良くないといわれています。

ドライヤーは温風ではなく、送風で十分。ドライヤーの熱で髪の毛の水分を蒸発させてしまうこともあるんですよ。



・カラーやブリーチ、パーマによるダメージもある



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定期的に美容院に行ってカラーやパーマといった施術をしてもらっている人も少なくはないでしょう。おしゃれしたいという気持ちもわかりますが、カラーやパーマなどは髪の毛へのダメージ大。

現在では、髪の毛になるべく負担がかからないようなカラー剤なども美容院によっては置いてあることありますが、髪の毛のことを考えるなら、頻繁なヘアチェンジはおすすめしません。

■枝毛、切れ毛の予防法ってあるの?



枝毛や切れ毛になりにくくするための予防法を伝授します。

・トリートメントやヘアオイルなどで髪の表面を保護してあげよう



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まず、髪の毛のダメージを抑えたいならヘアケアに力を入れましょう。毎日のセルフケアに加えて、数カ月に一度は美容院で本格的なトリートメントでケアしてもらうのも良いですね。

一度失われたキューティクルを完全に復活させることは難しいですが、トリートメントやヘアオイルなどで保湿をしてあげれば、美しい髪の毛に見せることは可能ですよ。



・枝毛を放置すると増えるので、こまめに美容室でカットしてもらおう



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実際、枝毛をなくすためには美容院に行ってカットしてらうのが一番手っ取り早いです。髪の毛にダメージが行き過ぎる前にプロの手で健康な状態にしてもらうと良いでしょう。

自宅で簡単にできる枝毛取りアイテムとして枝毛カッターというものもあります。ただ、あまりやりすぎると枝毛を取ろうとするせいで髪の毛にダメージを与えてしまうという悪循環になりかねないので、気をつけましょう。



・ブラッシング方法にも気をつけよう



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先ほども紹介しましたが、特に気をつけたいのが、髪が濡れているときのブラッシングです。髪が濡れているときは、髪のキューティクルが柔らかくなっています。そのため、髪が濡れた状態でブラッシングするとキューティクルがめくれたり、剥がれたりする可能性があるので要注意!

また、髪が乾いた状態でも、絡まった毛先を無理矢理ブラッシングしてしまうと枝毛の原因になるので気をつけましょう。



・カラーやパーマの後はトリートメント&適切な回数で染める



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ヘアカラーやパーマの薬剤によるダメージもキューティクルが傷む大きな要因として挙げられます。中でも、ブリーチを使用したハイトーンのヘアカラーや縮毛矯正のパーマは強い薬剤を使用するため、枝毛のあるハイダメージ毛になる可能性大です。

ハイダメージな施術の後には、必ず自宅でもトリートメントでケアを欠かさないようにしましょう。また、枝毛を予防するためにも、短いスパンで繰り返さず、リタッチするなどして適切な回数で施術してもらうことをおすすめします。



・ドライヤーでの髪の乾かし方&コテやアイロンでセットするときの注意



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髪内部のたんぱく質の熱変性によっても枝毛になってしまう可能性があります。

熱変性とは、髪が乾いている状態で約130度から、髪が濡れていれば約60度から始まるとされています。そのため、髪が半乾きや濡れた状態でコテやヘアアイロンを使用するのはNG!

髪を乾かすときの“乾かしムラ”にも要注意です。しっかり乾いていないまま、コテやヘアアイロンを使用すると、熱変性に加え柔らかくなったキューティクルまで傷つけることになり枝毛の原因になります。必ず、乾きにくい根本から浮かすようにしっかり乾かして、髪が完全に乾いた状態でコテやアイロンでセットするようにしましょう。

■毎日のケアでできる枝毛レス!自分の髪の毛は自分で守ろう



枝毛になって良いことなんてなにひとつありません。髪の毛補正用のシャンプーというのもあるので、徹底的に美しくなりたい人は今使っているヘアアイテムをガラッと変えてみても良いかもしれませんね。