カッサーノ氏が大絶賛したイリチッチ photo/Getty Images

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現役時代にローマやレアル・マドリード、ACミラン、インテルなど、数々の名門クラブでプレイした元イタリア代表FWアントニオ・カッサーノ氏が、アタランタ躍進の立役者を大絶賛している。

2016年にチームの指揮官に就任したジャン・ピエロ・ガスペリーニ監督のもとで急成長を遂げ、イタリア国内だけでなく今やヨーロッパでも注目を集めているアタランタ。今季も素晴らしい活躍を見せており、クラブ史上初となるチャンピオンズリーグ(CL)では、グループステージで奇跡の大逆転突破を、ラウンド16ではバレンシアを相手に2試合で8ゴールを奪う圧巻の攻撃を披露し、ベスト8にコマを進めた。また、セリエAでもその攻撃力を遺憾無く発揮しており、リーグ最多得点で現在CL圏内の4位につけている。

そんなチームの躍進を支えているのが、スロベニア代表FWヨシップ・イリチッチだ。190センチの恵まれた体格と、それに似つかわしくない華麗なテクニックを武器に、今季公式戦29試合に出場して21ゴール9アシストと、キャリアハイとなる活躍を見せている。10日に行われた敵地バレンシア戦でも、大量4ゴールを挙げていた。

32歳にして今もなお成長を続けているイリッチを、カッサーノ氏も大絶賛。伊『Tiki Taka』のインタビューで「もしイリチッチが10年前にガスペリーニに出会っていたら、彼は世界で5本の指に入る選手になっていただろう。彼が仮にディバラの代わりとしてユヴェントスにいたら、世界中が彼について話していたと思う」と語っている。

悪童と天才の2つの顔をもつイタリアサッカー界のレジェンドも注目しているイリチッチ。現在リーグ戦やCLは中断を余儀なくされているが、今後の活躍にも注目だ。

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