リバプール戦で“神”となったオブラク、驚異の快足も披露!

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リバプール撃破の立役者となったアトレティコ・マドリーのスロベニア代表GKヤン・オブラクが、同試合でもうひとつの異能を発揮していた。イギリス『FutbolBible』が伝えている。

アトレティコは11日に敵地で行われたチャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16の2ndレグで、延長戦までもつれ込んだ白熱の一戦を3-2で勝利。前大会王者を2戦合計4-2で下しベスト8進出を果たした。

その一戦においてオブラクは完全アウェイの雰囲気の中で世界屈指の攻撃力を誇るリバプールと対峙。2失点こそ喫したものの驚異的な反射神経を生かしたビッグセーブを連発し、まさに守護神と言うべき圧巻のゴールキーピングでチームの勝利に貢献した。

そして、試合後にはディエゴ・シメオネ監督が、「バルセロナにメッシがいるように、我々にも世界最高のGKがいる」と、この日の活躍を激賞していた。

世界最高峰のGKとしての才能を遺憾なく発揮したオブラクだが、同試合ではこれまであまり注目されていなかった快足まで披露した。

延長前半終了間際にMFマルコス・ジョレンテが2点目を決めた場面でオブラクは、自陣のゴール前から驚異的なスピードでロングスプリントをみせ、相手ゴール裏付近でゴールセレブレーションを行う味方のもとに到達。

この驚異のスプリントを見たSNSのユーザーは、「ウサイン・ボルト級」、「ムバッペやアダマ・トラオレよりも速い」など、驚きの反応を示していた。

フットボール界においてGKというポジションは最も身体能力が高い選手が揃っており、マンチェスター・シティGKエデルソン、バルセロナGKマルク=アンドレ・テア・シュテーゲン、バイエルンGKマヌエル・ノイアーらリベロ型のGKはハイラインを採用するチーム事情から1試合で何度もエリア外へのスプリントを見せており、その快足は知られている。

対してオブラクは比較的低いライン設定を行うチーム事情もあり、ここまであまり快足というイメージは持たれていなかった。それでも、今回見せたスプリントにより、その身体能力の高さが多くのフットボールファンに知れ渡ることになった。

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