終了間際に劇的逆転突破を決めたオリンピアコス指揮官「オリンピアコスにとって歴史的な夜」

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オリンピアコスのペドロ・マルティンス監督が、劇的な勝利を見せたヨーロッパリーグ(EL)のアーセナル戦を振り返った。『UEFA.com』が伝えた。

オリンピアコスは27日、ELラウンド32・2ndレグでアーセナルと対戦。ホームでの1stレグを0-1で落とした状態で、アウェイゲームに臨んだ。

試合はアーセナルがペースを握るものの、オリンピアコスは自陣で守備を固め失点を許さない展開に。すると53分にパペ・アブー・シセが先制ゴールを記録。2戦合計で同点とすると、試合は延長戦に突入。延長戦でもこう着した状態が続くと、延長後半8分にピエール=エメリク・オーバメヤンにゴールを許し万事休す。しかし、終了間際の延長後半14分にユセフ・エル・アラビが得点し、劇的な逆転突破を決めた。

マルティノス監督は、試合後に興奮冷めやらぬ状態で試合を振り返り、劇的勝利を必然だったと見解を語った。

「オリンピアコスにとって歴史的な夜だ。アーセナルとの2試合だけでなく、結果に関係なく、シーズンを通してヨーロッパを勝ち抜くパフォーマンスのためにも、この勝ち抜けは値した」

「我々は決心し、勝ち抜けると信じ、この結果を作り上げた。戦術的な知性、有効性、内面の強さ、勇気…全ての重みがこの成功に繋がった」

「夢のような夜だ。そこに全てがあった。私のチームにあったメンタリティと戦術的な規律を称賛したい。延長戦で疲れていたことは正しいことだ。アーセナルは、我々がハードワークすることを義務付けてきたが、その形を失うことなく、賢くプレーできた。目標は、このトーナメントを続けて行くことだ」