星野源

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 11月23日よりワールドツアーをスタートさせた星野源(38)。ツアー初日となった上海公演では、ちょっと不思議な光景が見られたという──。

【画像】15年前の下積み時代に丸坊主姿を見せていた星野源、今回の“非公式”ラバーバンド

「コンサート会場で現地のファンの人たちがラバーバンドとチケットホルダーを無料で配っていたんです。どちらも公式の商品ではなく自作グッズです」(公演に行ったファン)

 ラバーバンドは青と赤の2種類で、“POP VIRUS”という星野のアルバムタイトルと“SHANGHAI” “笑顔で会いましょう”の文字とイラストが記載。チケットホルダーも同様で、星野を模したイラストが大きくプリントされたものだった。

「チケットホルダーは800個、ラバーバンドは色違いで400個ずつ用意していたようです」(同・公演に行ったファン)

本人が中国版ツイッターに身につけた写真をアップ

 星野は、今年5月にラジオで、SNSのプロフィール画像に自身の写真を使うファンに苦言を呈していた。今回も事務所側の許可なく勝手にグッズを作られたとあっては、さぞ腹を立てているのかと思いきや、

「自作グッズはなんと星野さんの手にも渡ったようで、アンコールの際に赤のラバーバンドを身につけ登場。自身の中国版ツイッターには、それを身につけた写真もアップしていました」(音楽ライター)

 しかし、'18年には三代目 J SOUL BROTHERSのグッズを許可なく製作・販売した60代の男が逮捕されている。

「会場では公式グッズを販売していますしね。現に星野さんもラバーバンドやチケットホルダーを販売したり、購入特典にしたこともあります。もちろんファンの人たちは彼のことが大好きで、日本人ファンとも交流したいという純粋な気持ちで作ったと思いますが、無料とはいえ自作グッズの配布は非常に微妙なところ。こういったことが続いたり、規模が大きくなれば対応が必要になるかもしれませんね」(同・音楽ライター)

 当の本人はどのように思っていたのだろうか。

「スタッフからご本人の手に渡ったようですね。異国のファンがこんなグッズを作ってくれたことについて、星野さんもすごく喜んでいました。その感謝の気持ちを示そうと、バンドをつけてアンコールを歌ったのではないでしょうか」(レコード会社関係者)

 星野は自身の写真をSNSで使うことに苦言を呈した際、このようにも語っていた。

「イラストを描いてくれるのは表現だと思う。写真をただ切り取るのは表現じゃない。接した作品とか人柄について頑張って文章で表現するとかは、どんどんやってほしい」

 愛するがゆえの行為が、彼を困らせることにならないといいけど……。