同じ1995年2月生まれの松岡茉優と土屋太鳳

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土屋太鳳と言えば、松岡茉優が10月7日放送の日本テレビ系トークバラエティ番組『しゃべくり007』にゲスト出演した際、同期女優へのライバル心について聞かれ「土屋太鳳と同じオーディションで最後まで残り4回負けた」と明かして話題になった。一方の土屋太鳳は、オーディションで出演を勝ち取った作品の撮影現場から松岡茉優に「〇〇さんが茉優のことを褒めてたんだよ! 」と電話で嬉しそうに報告してきたという。松岡茉優は当時を振り返り「土屋には妬み嫉みが備わってない、悪気がないと分かった。あの子は見たまんまの“い・ろ・は・す”って感じ」との趣旨で土屋太鳳を評している。そんな2人だが、本当は仲が良いのか悪いのか?

松岡茉優(24)は8歳で芸能事務所に入り、2006年に映画『AKIBA』で小学生役を演じている。土屋太鳳(24)は2005年に『スーパー・ヒロイン・オーディション ミス・フェニックス』で審査員特別賞を受賞、2008年に『トウキョウソナタ』で映画デビューした。2人はほぼ同時期に芸能界入りしており、どちらも1995年2月生まれで同じ東京都出身と共通点が多い。

実はテレビ東京系で2011年4月25日から放送されたドラマ『鈴木先生』及び劇場版『映画 鈴木先生』(2013年1月12日公開)で土屋太鳳松岡茉優は共演しており、2-A生徒の小川蘇美役を土屋が、堀の内七海役を松岡が務めた。

その頃に土屋太鳳はオフィシャルブログで2012年3月20日、「私は映画版『鈴木先生』の撮影をさせていただいています いろんなことを感じながら、蘇美ちゃんと一緒にいられる時間、スタッフやキャストのみなさんといられる時間を味わってます」と現場の様子を綴っている。

そのなかで、ブログを読んでコメントしてくれた松岡茉優のファンたちに向けて「茉優もとても元気ですよっ 相変わらず頼りになるっていうか、いろんな場面で、さすが茉優、さすがホリだなって思うんですよね 今度一緒に舞台観に行こう! とか、いろんなことを話してます」と伝えていた。

およそ7年前に「今度一緒に舞台観に行こう」と話すほど仲の良さがうかがわれ、そうした関係にあるから松岡茉優は『しゃべくり007』で「土屋太鳳にオーディションで4回負けた」「あの子は見たまんまの“い・ろ・は・す”」などとぶっちゃけることができたのではないか。

松岡茉優は今年の『第42回 日本アカデミー賞』にて初主演映画『勝手にふるえてろ』(2017年12月)で優秀主演女優賞、『万引き家族』(2018年)では優秀助演女優賞を受賞するなど大活躍で、現在は公開中の映画『蜜蜂と遠雷』で主人公の天才ピアニスト・栄伝亜夜役を演じ新境地を拓こうとしている。

土屋太鳳は昨年主演映画が3本、主演ドラマが1本と多忙で、今年も映画『七つの会議』(2月公開)や読売テレビ開局60年記念スペシャルドラマ『約束のステージ 〜時を駆けるふたりの歌〜』(2月22日)で主演、フジテレビ系『砂の器』(3月28日)で成瀬梨絵子役を務め、11月23日放送予定のNHK BSプレミアム『Wの悲劇』での主演と活躍が続く。

今やどちらも人気女優となったが、土屋太鳳は「西武鉄道」CMシリーズをはじめ「プリマハム」、「ソフトバンク・ギガ国物語」などテレビCMにも忙しく、松岡茉優はバラエティ番組への進出も視野に入れるなどそれぞれに方向性を模索している時期なのかもしれない。これからも同期同士で切磋琢磨してさらなる成長に期待したい。

画像2枚目は『土屋太鳳 2019年10月11日付Instagram「台風…とても心配です。」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)