日韓衝突、「文在寅を叩きのめす」安倍政権が練り上げる報復シナリオ

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◎日韓衝突「文在寅を叩きのめす」安倍政権が練り上げる報復シナリオ


 「安倍ショック」が韓国を覆っている。

安倍政権は半導体やディスプレーの製造に必要なフッ化ポリイミド、レジスト、フッ化水素の3品目の対韓輸出規制につづき、安全保障上問題がなければ輸出手続きを簡略化する「ホワイト国」から韓国を外す準備を着々と進めている。政令改正を近く閣議決定し、21日間の準備期間を経た8月下旬には実施される見通しだ。

そうした中、韓国の民間シンクタンク「現代経済研究院」が衝撃的なレポートを発表した。それによると、韓国の対日輸入依存度が90%以上の品目は昨年48品目で、輸入額は計27億8000万ドル(約3020億円)に上った。日本が半導体材料などの対韓輸出規制の強化に加え、「ホワイト国」から韓国を除外した場合、食品や木材を除くほぼ全ての産業が影響を受けるという。韓国の幅広い産業が危機にさらされていることが浮き彫りになった格好だ。

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 貿易品目に関する国際的な分類コード「HSコード」を基に分析した結果、韓国が日本から輸入する品目は計4227品目。輸入依存度は紡織用繊維が99・6%、化学工業の生産品が98・4%、車両・航空機・船舶および輸送機器関連品が97・7%。対日輸入依存度が50%以上の品目は253品目で、輸入額は158億5000万ドルに上った。国の輸出競争力を示す「貿易特化係数」(TSI)の分析では、重化学工業の大部分で韓国が日本より劣勢であることが分かり、このレポートは「日本に競争力で劣る産業が多いため、日本の輸出規制強化によって韓国産業が危機に立たされ、経済成長も脅かされる」と警告している。

「元徴用工訴訟をめぐり、昨年10月末に韓国大法院(最高裁)が日本企業に損害賠償を命じる判決を出して以降、安倍官邸は対抗措置を練り上げてきました。各省から上げられた出された対抗措置案には、輸入関税引き上げ、韓国人への短期滞在査証(ビザ)免除措置の撤廃、特定物資の輸出制限など、100を超えていた。官k禎周辺からは『IMF危機をもう一度食らえばいい』という不穏当な声も聞こえてきます。韓国経済がメタメタになった1997年の悪夢をもう一度、というわけです」(与党関係者)

 文在寅大統領は2017年の就任以来初めて夏休みを返上し、対策を練っていると言うが、打開策は見つかるだろうか。

※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]