本田圭佑が率いるカンボジアがW杯予選初勝利をあげた

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 MF本田圭佑が実質的な監督を務めるカンボジア代表が6日、カタールW杯アジア1次予選でパキスタン代表とプノンペンで対戦し、2-0で勝利した。第2戦はドーハで11日に行われる。

 カンボジアは後半36分に途中出場のFWチャンティアが先制点を記録。同39分にはFWソクンピアクが追加点を決めた。靴は革靴。ズボンをサスペンダーで吊るした姿で指揮を執った“本田監督”にとって、嬉しいW杯予選初勝利になった。

 試合後、「おめでとうございます」と声をかけられた本田だが、「全然おめでとうと言われるほどのことは何もやっていない。前半戦が終了しただけなので、後半戦に向けて準備したいと思います」と、まずは1次予選を突破することだけに集中している考えを語った。本田の有料メルマガ『CHANGE THE WORLD』(https://www.mag2.com/m/0001678906.html)でインタビューが公開になっている。

 勝利したものの、内容は満足できるものではないという。「50点。ようは合格点をあげられない。物足りない」と話すと、「選手たちにはプロフェッショナルというテーマを掲げて、代表期間外のときにいかに個人練習や食事にこだわれるかを要求してきた。なのに、後半に運動量が落ちてきた選手が多かった。意識改革という点では、まだまだ納得がいってない」と課題を語った。

 2戦合計で勝敗を決めるW杯アジア1次予選を突破すれば、40か国で争うアジア2次予選に進出する。2次予選からは日本も参戦するため、組み合わせ次第で対戦する日がやってくるかもしれない。

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