大坂なおみ 第2セットは相手のポイントの76%が自身のミス。「今日は何か変だった」[全仏オープン]

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「全仏オープン」(フランス・パリ/5月26日〜男子6月9日・女子8日/クレーコート)の大会7日目、女子シングルス3回戦。第1シードの大坂なおみ(日本/日清食品)は、ダブルス世界1位でシングルス世界42位のカテリーナ・シニアコバ(チェコ)に4-6、2-6のストレートで敗れ、同大会自身初のベスト16進出はならなかった。

この試合の第1セットは、落としたものの、大坂にチャンスがなかったわけではなかった。リターンゲームでのポイント獲得率は相手を上回り、7本ものチャンスを作っていた。ただその大事なポイントを全て取り切れなかった。


3戦連続で第1セットを落とすという展開になった大坂。1、2回戦はここから落ち着いて自分のプレーを取り戻したが、この試合では第2セットもミスを連発。第2セットの相手のトータルポイントは29、そのうち大坂のアンフォーストエラーは22本と、76%が自らのミスによるものだった。


大坂は試合後のインタビューで「今日は何か変だった。いつもは戦うエネルギーが湧くのに、疲れて自分を鼓舞できなかった」「相手を甘く見たわけじゃないけど、エンジンがかからなかった」と肩を落とした。


【大坂 対 シニアコバ 主なスタッツ】
◆大坂
サービスエース         1本
ダブルフォルト         3本
ファーストサーブ成功率     52%
ファーストサーブポイント獲得率 67%
セカンドサーブポイント獲得率  48%
ブレークポイント勝率      0/7
ウィナー            25本
アンフォーストエラー      38本


◆シニアコバ
サービスエース         3本
ダブルフォルト         3本
ファーストサーブ成功率     67%
ファーストサーブポイント獲得率 68%
セカンドサーブポイント獲得率  56%
ブレークポイント勝率      3/6
ウィナー            12本
アンフォーストエラー      13本


(テニスデイリー編集部)


※写真は「全仏オープン」での大坂なおみ
(Photo by Clive Mason/Getty Images)