メッシの出場可否は状況次第…バルサ指揮官「リスクを負わせたくない」

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 バルセロナは10日に行われるリーガ・エスパニョーラ第23節でアスレティック・ビルバオと対戦する。試合に先立って、クラブを率いるエルネスト・バルベルデ監督がチームの状態について語った。9日付のスペイン紙『アス』が同監督のコメントを伝えている。

 バルベルデ監督は「サン・マメス(ビルバオの本拠地)で行われる試合はいつだって難しいものになる。スタンドからのプレッシャーが尋常じゃないからね」と話した後、コンディションが懸念されているアルゼンチン代表FWリオネル・メッシについて語った。

「常に言っていることだが、この時点で(メッシが)出場するかどうかの断言はできない。この前もそうだったが、彼にはリスクを負わせたくない。彼の状態は悪くはないが、100%のコンディションでなければプレーしないよ」

 また、左足のハムストリングを負傷して約1カ月程度離脱することが発表されたブラジル代表MFアルトゥールについても以下のように話した。

「試合をコントロールできる選手を失った。しかし、長いシーズンを戦う上で負傷は避けては通れない。昨年の11月にも彼無しで戦っているし。代わりとなる選手もいる。(カルレス・)アレニャはアルトゥーロ(・ビダル)より攻撃的な選手で、どちらを起用するかは試合状況によって変わるだろう。(フィリペ・)コウチーニョを中盤で使うという選択肢もある。誰を起用するかは試合の流れによって決めることになる」