3日放送、フジテレビ「S-PARK」に、福岡ソフトバンクホークス柳田悠岐が出演。現在解説者の谷繁元信氏のアドバイスに感銘したエピソードを明かした。

入団してから8シーズンで5度も日本一に輝いている柳田。現役時代に対戦経験のある谷繫氏は、「年を増すごとにバッティングの技術が上がっている」とコメント。「最初はフルスイングだけだったが、近年はフルスイングからコンパクトに打ち返せるようになってきた」と賛辞を寄せる。

すると、柳田は「すごいうれしい」と笑顔。バッティングについて谷繫氏によくアドバイスを求めていると明かした。4年前のオープン戦で対戦した時に、的確な助言を受けた経験からだ。

当時、柳田は打率1割強とオープン戦で不振にあえいでいた。だが、打席に立っているときに、マスクをかぶっていた谷繫氏から「バットの位置を下げろ」と言われたという。そしてその助言どおりに構えると、次の球をホームランにしたのだ。

谷繫氏は「手の動きがなかったんで、(バットを)下げたほうが、手が動くんじゃないかなと思って、ちょっとアドバイスした」と、当時のエピソードを振り返った。

「その瞬間に、僕は谷繫さんの信者になりました。困ったら谷繫さんに聞く」と話した柳田は、新シーズンは3割・45本塁打、そして「リアルな感じ」の107打点を目指すと意気込んだ。