MLBインスタが今季の“魔球”集を公開 大谷のえげつないスライダーも選出
目を疑うような変化に打者も思わず白旗!? ファン興奮「どうかしちゃってる」
18.44メートルとは、マウンドからバッターボックスまでの距離。野球において、打者はこのわずかな距離の中で自在に変化するボールを打たなければならない。MLB公式インスタグラムは2018年シーズンの信じられないような“魔球”集を公開。変幻自在なボールが、打者をきりきり舞いさせている様は、まさに痛快だ。
最初に登場するのは、レッドソックスのジョー・ケリー投手。今季73試合に登板した剛腕が投じた87マイル(約140キロ)のナックルカーブにアストロズのテイラー・ホワイト内野手は茫然と見送るしかなかった。あまりの変化に正捕手のクリスチャン・バスケス捕手でさえも腰が浮いてしまっている。
神話上の雷神“ソー”の異名を誇るメッツのノア・シンダーガード投手は、ロングヘアーをなびかせながら代名詞の剛速球をアウトコースへ一閃。打者のヤンガービス・ソラーテ内野手(ブルージェイズ)のフルスイングもあえなく空振りに終わった。
日本の二刀流、大谷翔平投手も動画に登場している。昨年MVPを獲得したアストロズのホセ・アルトゥーベ内野手に対して、インコースのスライダーを選択した大谷。体に向かってくるようなボールにアルトゥーベはおもわずよけざるを得なかったが、そこから急激な変化を見せ、ストライクゾーンに収まった。
他にも、今年のサイ・ヤング賞投手のブレイク・スネル投手(レイズ)のカーブや、38セーブ&防御率0.78のブレイク・トレイネン投手(アスレチックス)のツーシーム、ジャスティン・バーランダー投手(アストロズ)のフォーシームなど、MLBを代表する投手の代名詞的なボールが多く登場している。
動画を見たファンは興奮を隠しきれなかった。コメント欄には続々と驚嘆と称賛の声が寄せられた。
「3番目のは、どうかしちゃってるね」
「(この動画まとめに)超お腹一杯だよ」
「僕がこれまで見た中でも最高の投球がいくつか入ってるね、ワォ」
「僕の新しいお気に入りの動画」
「オーマイゴッド、本当に素晴らしい投球の数々だね」
「とにかくえげつない球だ」
「デグロムの投球は一つもないの?がっかりだ」
「えげつない」
「一日中観ていられるね」
「私が野球好きなのは、これが理由なんだ」
「これ、気に入ったよ」
再生回数はすでに70万回を突破。世界最高峰の選手が集まるMLBで、来シーズンはどのような“魔球”が見られるだろうか。(Full-Count編集部)