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法務省は9月11日、2018年の司法試験に1525人が合格したと発表した。昨年より18人減少し、5年連続で2000人を下回った。合格率は前年比3.2ポイント増の29.1%(受験者数ベース)だった。

受験者数は前年より729人減少して5238人(出願者5811人)。1次選抜である短答式試験には、3669人が合格していた。合格者は男性1150人、女性375人。平均年齢は28.8歳。最年長が68歳で、最年少が19歳だった。

●京大が128人でトップ、法科大学院別合格者数

合格者数を法科大学院別にみると、京都大が128人で最多。続いて東京大が121人、慶應義塾大が118人、早稲田大が110人、中央大が101人だった。合格率では、5人受験して3人が合格した東北学院大が60.0%でトップ。一橋大が59.5%、京都大が59.3%と続いた。

法科大学院を修了しなくても受験することができる予備試験を経由した合格者は336人(男性284人、女性52人)で、合格率は77.6%だった。合格者のうち、1人は19歳以下だった。

(弁護士ドットコムニュース)