女優の石田ゆり子さんが8月25日、愛犬を訓練士に預けていることを自身のインスタ内で報告し、「なぜ長期間、犬を預けているのか」と批判的なコメントが寄せられ、軽い炎上騒動になった。

このことが影響したかは不明だが、8月末に「最近やはり疲れてきたのは事実です」と"インスタ疲れ"を告白し、「インスタ、しばらく休んでみようかとも思っています」と休止を匂わせる投稿をし、物議を醸した。

8月31日に放送された『5時に夢中!』(MX系)では、堀江貴文さんがこのニュースを受け、炎上する傾向や失敗談などを語った。(文:石川祐介)

「クラスの人気者がいじめられて心を病んでしまったようなもの」

堀江さんは

「石田ゆり子さんはこれまで全然炎上してなくて、称賛ばかりだった。よくあるじゃないですか?クラスでも。人気者の女子が失脚して集団いじめに遭って、心を病んじゃうみたいな」

とコメント。これまで批判されることのない人気者だったために、批判されることに慣れていなかったと石田さんを分析する。

続けて「今はそういうフェーズです。これは試練ですよ。試練」とコメント。石田さんは現在SNSを続けるかどうかの帰路に立たされていたのかもしれないが、9月2日にインスタを更新しており、堀江さんの言う"試練"は乗り越えたようだ。

「51対49みたいな賛否両論を生む発言が炎上しやすい」

司会の原田龍二さんは「炎上キングとして炎上の良さって、どういう風に受け止めてますか?」と炎上のメリットについて質問する。

「炎上はむちゃくちゃ効率いいんですよ。こういう所でニュースになるじゃないですか。『ホリエモン、またまた炎上』みたいな、僕の顔写真出て、僕がスタジオにいなくても、(スタジオに)いる人よりも目立てる」

自身が炎上したニュースをテレビ番組が扱ってくれれば、かなりの宣伝効果があるらしい。さらに、自分が特に動かなくてもメディアが勝手に取り上げてくれるため、非常に効率の良いPR戦略のようだ。

「発言する時は『炎上するんじゃないかな』とか考えないですか?」と聞かれた堀江さんは「気にしないです。そんなの気にしてたら、炎上しないです」とキッパリ。

「最近、ツボが分かってきたのが、賛否が51対49みたいなのがいい。反対、賛成が拮抗するようなやつが盛り上がるんですよ」

過激すぎる発言ではなく賛否を生む発言のほうが、炎上には向いているのだという。

「僕、みやぞんさんを知らなくて、すごい人柄が良い人らしい」

しかし、炎上のメリットを語った堀江さんではあるが、これは反省したという出来事も最近あった。

先月放送された『24時間テレビ』(日本テレビ系)の企画で、ANZEN漫才・みやぞんさんが、総距離161.55キロのトライアスロンに挑戦。これに堀江さんは「意外と短い。これ普通に12時間もかからんぞ」とツイート。「頑張れの一言も言えないのか?」といった批判が寄せられて炎上した。

トライアスロンの経験がある堀江さんは、番組中で「結構気になってたんですよ。『今年の24時間テレビはトライアスロンなんだ』『どういう距離でやるんだろう』って」と話し、

「見たら、スイム1.55キロ、バイク60キロ……短かっ!(堀江さんが過去に出場したトライアスロン大会の)アイアンマンレースは泳ぐの3.8キロ、バイクは180キロで、マラソンはフルマラソンです。それをみんな12時間とか、僕は14時間くらいでした」

と自身の経験から純粋に短いと感じ、投稿したと語った。ただ、この発言で炎上してしまったことに関しては、

「僕、みやぞんさんを知らなくて、すごい人柄が良い人らしい。まぁ変なところにツッコんでいっちゃったね。そんな人にはあんまりツッコまないのがいいのかな」

と語り、大人気のみやぞんさんに苦言を呈したことに、さすがの炎上キングも反省の色を示した。