写真左から山崎夕貴アナ、宇垣美里アナ、桑子真帆アナ

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 7月発売の『週刊ヤングジャンプ』(集英社)で表紙を飾ったTBSの宇垣美里アナウンサー(27)。局アナが青年向け雑誌の表紙を飾るのはかなり珍しく、最近の女子アナでは抜きんでた人気ぶりを象徴している。

 しかし、3月に『朝チャン!』のプロデューサーから降板を告げられた際、中身の入ったコーヒーカップを壁に投げつけたとも報じられ、可愛い顔に似合わない激しい一面があるとのウワサも。

 飾らない庶民派のルックスと明るい笑顔が人気のフジテレビの山崎夕貴アナ(31)は、かねてから交際報道があった、ものまね芸人のおばたのお兄さんと今年3月に結婚。高収入の女子アナとさほど売れていない芸人の格差婚と話題に。しかし番組で新婚生活を赤裸々に告白したり、芸人妻となったことで貧乏キャラを演じたりと、格差も上手に利用している様子だ。

 一方で、『ニュースウオッチ9』を担当し、正統派女子アナとして人気のNHKの桑子真帆アナ(31)は、5月末にフジテレビ・谷岡慎一アナとわずか1年でスピード離婚し、さまざまな憶測を呼んだ。

 ちなみに一部報道によれば、桑子アナの「1年離婚」で不要になった家具は山崎アナがもらったという。

 仕事ぶり以上に話題を提供する旬の人気女子アナ3人について、美容外科「高須クリニック」の高須克弥院長に話を聞いた。

――院長! 見ましたか、あの坂道グループにも負けず劣らずの宇垣アナのグラビア!

高須「あの桑子アナに似てる人ね」

――桑子アナはきつそうな美人ですが、宇垣アナはふんわり美人ですよ! 似てますか?

高須「桑子アナは下の歯が出ているため、下顎が前に突き出した『切歯咬合(せっしこうごう)』気味、宇垣アナは上の歯が下に出ているため、下顎が小さい『小顎症』気味だけど、口から上のいわゆる顔の上半身は似ているよ」

――イメージが違うので、似ている部分があるとは思ってもみなかったです。

高須「桑子アナみたいな、いわゆる“しゃくれ顔”は大人っぽく見える顔で、気が強く見えます。宇垣アナみたいに顎が小さいと幼児顔で幼いイメージになるね。この差が2人のモテ度に影響したのかも。一般的に、日本人にモテるのは幼な顔だからね。スケート選手でも、しゃくれ顔の荒川静香さんは気が強そうとか怖そうなイメージが先行したじゃないですか」

――顎も美醜を左右する大きなポイントだったんですね。

高須「顎やエラは大事ですよ! 桑子さんも顎を引く手術をしたら宇垣さんよりきれいになるかも! だって顔の上半身は同レベルなんだからさ。でも、2人とも決して美顎ではないから、マスク美人だね」

――バラエティでの活躍も目立つ山崎アナはいかがですか?

高須「この2人の真ん中の顔面レベルだね。だから幼すぎずキツすぎず、な普通っぽい親近感があって、庶民派アナとして人気なのかも。なので、美人ランキングをつけるなら、1位・宇垣、2位・山崎、3位・桑子の順番かな」

――なるほど。やはり宇垣アナは強いですね!

高須「でも、これは今のランキングだから、桑子アナがもう少しふっくらして顎が目立たなくなったり、逆にヤセて顎が目立ったりしたら、また変わるよ。みんなアラサーだし、肌のためにもそろそろダイエットより体重維持を、意識してほしいものです」

宇垣アナの女性人気が高いワケ

――やはりヤセた太ったは印象に影響があるんですね。ついヤセよう、ヤセようと思ってしまいますが。ところで、一部報道では気の強い裏の面もあると言われる宇垣アナですが、女性からの人気も高いです。彼女のどんな顔の部分が、同性に受けていると思いますか?

高須「ズバリ、出っ歯・隙っ歯・顎ナシの欠点があるところ! この明確な欠点が、可愛いのに親しみやすさを感じさせ、隙を生んでいて女性にも受ける。“私にも真似できそう!”と思えるんでしょうね」

――完璧な美女ではなく、ヘアメイクなどで自分も近付けそうな親近感ですか……。なるほど!

高須「女優や歌姫じゃないんだもの、女子アナは親近感がキモです。そういった意味では、バカも賢い発言もできそうな宇垣アナの顔は、使い勝手のいい顔。すごく美人じゃないけど可愛くて万人受けする、王道の女子アナです」

――ところで、女子アナ好感度ランキングでも首位常連の、有働アナ、水卜アナと3人を比べると顔立ちの違いは感じますか?

高須「実は山崎さんと水卜さん、顔は似てるんだよね。でも、グンと人気を引き離しているのはやっぱり水卜さんのあの体形! モデル顔負けの細さの女子アナばかりの中で、体重増を突き進む水卜アナはやはりお見事! みんなが真似できることではないでしょう。有働アナも、知的なのに親近感もあり、なかなかできない雰囲気づくりを成功させている。そういった意味でこの2人は隙作りの名人! 今後、超えられるレベルの女子アナはなかなか出ないかも?」

――では、この3人の中でより出世しそうな顔は誰でしょうか? 

高須「親近感がバツグンで、格差婚もいいイメージ作りになった山崎アナだね。これで金持ちIT社長なんかと結婚したら“結局、庶民派女子アナも金じゃん!”みたくなったかもしれないけど、おばたのお兄さんってのが良かったよね。でも彼女は顔の“左側”に気を付けてほしい!」

――左側、ですか!?

高須「ボクが今までたくさんの人の顔を見て、右側はむくみやすく、たるみやすい。左側はこけやすいと思うんですよ。二重の埋没手術も右側が取れやすかったりするしね。だからオペも左右差を少し意識してます。というわけで、左の頬ってくぼみやすいので、やせてこけた頬になったりしたら親近感が減るでしょ。そうなったら、ヒアルロン酸注射や部分的脂肪移植で簡単にフォローできるよ! 大丈夫」

<プロフィール>
高須克弥(たかすかつや):
1945年愛知県生まれ。高須クリニック院長。医学博士。昭和大学医学部卒業、同大学院医学研究科博士課程修了。脂肪吸引手術など世界の最新美容外科技術を日本に数多く紹介。金色有功章、紺綬褒章を受章。『その健康法では「早死に」する!』(扶桑社)、『ダーリンは70歳/高須帝国の逆襲』(Kindle版)、『行ったり来たり僕の札束』(小学館)、『ダーリンは71歳・高須帝国より愛をこめて』(小学館)、『炎上上等』(扶桑社新書)、最新刊は『大炎上』(扶桑社新書)。