群馬県を中心に展開していたコンビニエンスストア・セーブオンは、ローソンとのメガフランチャイズ契約に基づき、2018年8月31日をもって営業を終了する。

セーブオンが営業終了(Junya Oguraさん撮影, flickrより)

7月末時点で群馬県に159店舗あるセーブオンの閉店により、セーブオン店舗としての営業は全て終了となる。今後はローソン店舗として生まれ変わり、営業していく。

群馬のコンビニと言えば、セーブオン!

地元に密着したセーブオンの存在は、群馬県出身の記者としてもかなり思い出深い。最寄りのコンビニと言えば、セーブオン。部活帰りに小腹が空いたらセーブオンで小休止するのが日課だった。

進学を機に上京してきてからも、帰京する際に立ち寄るセーブオンには不思議な安心感があった。記者にとっては「どこにでもあるわけではないコンビニ」として独自の地位を築いていたものだ。

記者が個人的にセーブオン好きな理由は、群馬県ならではのご当地名産品が置かれているところだった。上京するまではごく当たり前のことだと思っていたが、いざ離れてみてから群馬グッズに触れると、異様に郷土愛を刺激された。セーブオンに置かれているぐんまちゃんグッズや群馬のお土産に、記者は常々癒されていた。

セーブオンの営業終了は記者のみに関わらず、多くの人に「セーブオンロス」とも言える影響を与えているようだ。

ネットでの反応を見てみよう。

「いま群馬県にいるという実感」には、思わず頷いてしまう。
また、セーブオンならではの食べ物に思いを馳せる声も数多く見受けられた。

セーブオンのコーヒーブランド「エブリカフェ」のキャラクター、「エブリ」の公式ツイッターからは、こんなメッセージで感謝の気持ちが述べられていた。