本田圭佑、ロシアW杯「CKキッカー5傑」入り 現地紙「今大会の象徴的CKを演出」
コロンビア戦で大迫の決勝弾を導いた本田、ロシア大会ベストCKキッカーの一人に選出
今夏のロシア・ワールドカップ(W杯)は、フランスの20年ぶり2度目の優勝で幕を閉じた。
ロシア紙「スポルト・エクスプレス」では「2018年ロシアW杯のベスト・コーナーキック(CK)5傑」を選出。その一つに日本代表として出場としたMF本田圭佑のキックが堂々の選出を果たした。
ロシアW杯では全64試合が行われ、計169ゴールが生まれている。その中からロシア紙「スポルト・エクスプレス」は「素晴らしいヘディング弾は、世界のサッカーにおいて重要な要素の一つだ」と指摘。そして今大会において、ヘディング弾を導いた5人のCKキッカーを選りすぐっている。
スイス代表MFジェルダン・シャキリ(ブラジル戦)、イングランド代表DFキーラン・トリッピアー (パナマ戦)、モロッコ代表MFファイチャル・ファジル(スペイン戦)、コロンビア代表MFフアン・クアドラード (イングランド戦)が選出。日本からは、コロンビア戦のCKで絶妙なボールを送った本田がピックアップされている。
日本はグループリーグ初戦コロンビア戦で2-1と勝利したが、この決勝点を導いたのが本田のキックだ。左CKを獲得した際に本田がキッカーを担当。正確なボールをゴール中央に送り、エースFW大迫勇也が頭で合わせて決勝点が生まれた。同紙では「ホンダが輝きを放ち、CKから素晴らしい仕事をした」と記している。さらに同紙は、今特集のメイン写真に本田を採用。「ホンダは2018年ロシアW杯の象徴的なCKの一つを演出した」と称賛した。
本田はグループリーグ第2戦セネガル戦(2-2)で3大会連続ゴールを決めた一方、決勝トーナメント1回戦ベルギー戦(2-3)の後半アディショナルタイムには、自らのCKが相手GKに取られてカウンターから失点している。それでもロシア紙はコロンビア撃破に貢献した本田のCKを高く評価したようだ。
(Football ZONE web編集部)