富士急ハイランド(山梨県富士吉田市)が2018年7月中旬から、入園料(現在は大人1500円)を無料化すると発表した。各社報道によると、これに合わせて、各アトラクションの利用料を「2〜2.5倍」に値上げすることを検討するという。

一気にネットを駆けめぐった「アトラクション値上げ」のニュースだが、入園無料化と同日に発表された「フリーパス」料金の据え置きは、あまり話題になっていない。ある程度、アトラクションを楽しむ人にとっては、必要金額がそれほど変わらないのではといった指摘も――。

アトラクション3つで元が取れる?

入園無料になる(senngokujidai4434さん撮影、Flickrより)

富士急ハイランドは2018年5月9日、入園無料化とともに、「入園無料化後のフリーパスについて」と題する発表を行った。

「本日、今夏からの『入園無料化』を報道発表させていただきましたが、フリーパス(入場日当日に限りアトラクション乗り放題チケット)料金は入園無料化後も引き続き、現在と同価格にて販売いたします。また、個々のアトラクションの利用料金は、入園料無料化に合わせて値上げさせていただく予定でございます」

フリーパスは、現在大人5700円。仮に各アトラクションが2倍に値上げされたとすると、「ド・ドドンパ」や「高飛車」、「ええじゃないか」、「FUJIYAMA」といった人気絶叫マシンは、現在の1000円から2000円に。3つ乗れば元が取れることになることもあって、ツイッターでは、

といった反応も出ている。