「アンティーク・レース展」が京都で開催、16〜19世紀ヨーロッパの人々を魅了した芸術品

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「ダイアン・クライスコレクション アンティーク・レース展」が、JR京都駅近くの美術館「えき」KYOTOにて開催される。会期は、2018年5月18日(金)から6月3日(日)まで。

16〜19世紀のアンティーク・レースが集結

熟練した職人たちが、長期間かけて手作業で製作するアンティーク・レースは、技術が進歩した現在でも、再現することのできない特別な作品だ。ヨーロッパの歴史上、王侯貴族たちの間では、"富と権力の象徴"として特別な価値も見出されてきた。

「ダイアン・クライスコレクション アンティーク・レース展」では、世界的なアンティーク・レース鑑定家、ダイアン・クライスのコレクションの中から、厳選したアンティーク・レースを一堂に展示。希少価値の高い16世紀から19世紀のアンティーク・レースは必見だ。また、会場ではアンティーク・レースの展示と共に、そのモチーフや用途、ゆかりの人物などを紹介していく。

マリー・アントワネットやナポレオン由来 貴重なアンティーク・レースが展示

先に行われた横浜会場では「イタリア」「フランス王室」「フランス皇室」「イギリス王室」を軸に、マリー・アントワネットやナポレオン、ヴィクトリア女王といった、歴史上の重要人物に由来する貴重な作品が展示された。高価なものは城に匹敵するとも云われている王族貴族のアンティーク・レースを、じっくりと観れる機会。京都会場にもぜひ足を運んでレースの世界を楽しんで欲しい。

【開催概要】

「ダイアン・クライスコレクション アンティーク・レース展」
会期:2018年5月18日(金)〜6月3日(日)
会場:美術館「えき」KYOTO(京都)
JR京都駅下車すぐ、ジェイアール京都伊勢丹7階隣接
開館時間:10:00〜20:00(入館は閉館の30分前まで)
入館料:大人800(600)円/大学・高校生600(400)円/中学生以下無料
※()内は障がい者手帳各種持参者および同伴者の料金。

■巡回情報
・渋谷区立松濤美術館(東京)
会期:2018年6月12日(火)〜7月29日(日)


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