メラニア・トランプ(Melania Trump) photo : Getty Images

現地時間1月30日(火)に上下両院の合同本会議で一般教書演説を行ったドナルド・トランプ大統領。メラニア・トランプ大統領夫人の態度と服装に注目が集まっている。

一般教書演説は連邦議会の両院の議員に向けて大統領が行うもの。大統領の意見をアメリカ全体に説明する非常に重要な演説で、アメリカ国民だけでなく世界中の注目の的。

でも今年、演説と同じくらい注目を集めていたのがメラニア・トランプ夫人。今回の演説で、女性議員たちはハリウッドから生まれたセクハラ撲滅運動「Me Too」や「Time's Up」に賛同するため黒いスーツで出席。 中にはスーツにガーナの民族衣装ケンテを重ねた議員たちも。これはガーナを始めアフリカ諸国を「Shithole(便所)のような国」と呼んだドナルド・トランプ大統領への抗議。

黒いスーツとケンテを身につけた議員たち。photo : Getty Images

黒優勢の会場になんとメラニア夫人は白いスーツで登場! セクハラ撲滅運動に反対している!? と驚きの声も上がっている。

セクハラといえば、トランプ大統領も女性蔑視発言などが告発されている。そんな夫をサポートするという意思の表れなのかと思いきや、そうではないみたい。現在、トランプ大統領にはポルノ女優との浮気疑惑、そしてそれをお金で口止めしていたという報道が浮上中。メラニア夫人はこれにご立腹、ダボス会議に同行しなかったのも激怒していたからだという噂! 今回の演説でもトランプ大統領が話を終え、周囲が立ち上がって拍手をし始めてもしばらくこわばった顔で座ったままだったという。

メラニア・トランプ(Melania Trump) photo : AFLO

就任から1年経ったけれど、国内でも国外でも批判を浴びているトランプ大統領。家庭内にも味方はいないみたい……。

text: Yoko Nagasaka