本田圭佑、華麗なアシスト! 「コレクティブ」とリーグ公式が3点目のパスワーク絶賛

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ロボスBUAP戦に先発 2アシストでパチューカを後期リーグ初勝利に導く

 パチューカのFW本田圭佑が20日のリーガMX第3節のロボスBUAP戦に先発出場し、2アシストで勝利に貢献。

 パチューカの「コレクティブなフットボール」を牽引した。

 今月からメキシコは後期リーグが開幕。パチューカは開幕2試合で1分1敗と低調なスタートになった。そのなかでも1得点1アシストと好調を維持する本田は、この日もチャンスメイクで力を発揮した。

 前半9分、左サイドからのコーナーキックでキッカーを任された本田が左足で浮き球のクロスを送ると、チリ代表FWアンジェロ・サガルが合わせて均衡を破った。

 さらに1点を加えて迎えた前半39分、パチューカはパス交換から相手ゴールに迫る。ゴール正面で横パスを受けた本田は、左足のダイレクトパスを前方へ供給。ペナルティーエリア内へ抜け出したFWエリック・アギーレがGKをかわしてゴールを奪った。

 リーガMX公式サイトの試合レポートでは、パチューカの連動した攻撃から生まれた3点目について「コレクティブなフットボールの表れ。ビクター・グスマン、ケイスケ・ホンダ、そしてエリック・アギーレの素晴らしいプレーで完結」と絶賛された。デビューから約5カ月が経過し、本田とチームメイトの連携も深みを増しているようだ。

 終盤には左右のポストに当たる際どいシュートを放つも、惜しくもゴールを奪うことはできなかったが、本田はフル出場して2アシストを記録。3-1での後期リーグ初勝利に貢献した。

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images