千葉県成田市のキャラクター「うなりくん」が、ゆるキャラグランプリ2017のご当地部門で優勝し、市民らから祝福の声が次々に寄せられている。

うなりくんは、成田空港の飛行機と地元名産のウナギを合体させたキャラクターだ。ライバルの東京・羽田空港が再国際化された2010年に、再び成田の観光需要を高めようと誕生した。

市からは、「成田市特別観光大使」に任命され、日々PR活動に努めている。

「ず〜っと夢みてた『この星の一等賞』だよ(感涙)」


うなりくんの公式サイト

今回のゆるキャラグランプリには、ご当地部門で681キャラが競い、ネット投票と2017年11月18、19日に三重県桑名市内で行われた決選投票で順位を決めた。うなりくんは、中間発表では、愛知県知立(ちりゅう)市の「ちりゅっぴ」に次いで2位だったものの、その後に投票を伸ばして、千葉県勢初となる悲願の日本一を達成した。

この結果を受けて、うなりくんは19日、公式ツイッターで喜びを爆発させた。

ツイッター上では、地元とみられる人らから次々に祝福の声が届いている。

コンテストは、2020年の終了を検討との報道も

「著名人」からも、続々とお祝いの声が届いている。

千葉県船橋市の非公認キャラクター「ふなっしー」は、ツイッターで「うなうなうなうなヒャッハー! うなりくんおめでとなっしー!」とうなりくんに当ててメッセージを書いた。

成田屋の屋号を継ぐ歌舞伎の市川家にちなみ、2015年に成田市御案内人になった市川海老蔵さん(39)はこの日、ブログで「おぉー!おめでとう!!!!!」「うなりくん 日本一 おめでとうございます」とエールを送った。

一方、ゆるキャラグランプリは、7年間続けられてきたが、2020年をめどに終了することが検討されていると、17年のコンテスト終了後に時事通信やスポーツ報知などで報じられた。