Office 2016の3Dモデル挿入がスゴい!マウスやタッチで画像をグリグリ動かせる
Office 365のOffice 2016では、3Dモデルの挿入機能が利用可能になっている。
文書やワークシート、プレゼン資料に、3Dモデルの画像を挿入してマウスやタッチ操作でグリグリ自由に動かせるのだ。
この機能によって、3Dの商品画像を貼り付けた企画書やプレゼンデータなども増えそうだ。Officeの可能性を広げる機能といえるだろう。
●Word 2016における3Dモデルの挿入方法
Office 2016で「3Dモデル」を利用できるのは、Word 2016/Excel 2016//PowerPoint 2016。
ここでは、Word 2016で3Dモデルを挿入する方法を説明しよう。
ほかのアプリでも操作方法は共通だ。
[挿入]タブの[3Dモデル]ボタンをクリックし、[オンラインソースから]を選択する。
カテゴリーを選択する。ここでは[恐竜]を選択。キーワードで検索することもできる。
挿入したいモデルを選択して[挿入]ボタンをクリックする。複数のモデルを選択すれば、まとめて挿入することもできる。
文書中に3Dモデルが挿入される。
●挿入した3Dモデルの操作方法
挿入した3Dモデルは、基本的には通常の画像や図形と同様に扱える。
サイズを拡大/縮小したり、周囲の文字の折り返しを調整したりする方法は、通常の図形・画像と共通だ。
最も大きな違いは、3Dモデルの中央に表示される「3Dコントロール」を操作することで、上下左右360度に自由に動かせることだ。
挿入した直後は正面を向いていた恐竜を横向きにしたり、上や下からの表示に変更したりできる。
サイズ変更や周囲の文字との折り返しの設定は、従来の画像や図形と同じだ。
中央の「3Dコントロール」をドラッグすると、画像を上下左右360度で自由に動かせる。
[書式設定]タブには、3Dモデルの書式を設定する機能が用意されている。
基本的な機能は通常の図形・画像と共通だが、異なるのは[パンとズーム]および[3Dモデルのリセット]などのボタンが用意されていることだ。
[パンとズーム]は、
全体を囲む枠はそのままで、3Dモデルだけを移動したり拡大/縮小したりする機能だ。
枠を維持したまま、その内側で3Dモデルのサイズ・位置を変えたいとき利用する。[3Dモデルのリセット]は、3Dモデルを挿入した直後の状態に戻す機能である。
[パンとズーム]をクリックすると、枠はそのままにして3Dモデルだけを拡大/縮小したり、移動したりできる。
枠をはみ出した部分は表示されない。
なお、Windows 10には、ペイント3Dという3Dモデルを作成できるアプリが用意されているが、このアプリで作った3Dモデルのファイルを挿入することもできる。
ペイント 3Dで作った3Dモデルは、Remix 3D(www.Remix3D.com)というコミュティサイトで公開できる。
Office 2016で挿入できるのもRemix 3Dで公開されているデータなので、利用するときには著作権には注意が必要だ。
Windows 10の「ペイント3D」で作った3Dモデルを挿入することもできる
ペイント3Dなどのツールで作った3Dモデルを公開できるサイト「Remix 3D」
・ Remix 3D
井上健語(フリーランスライター)
文書やワークシート、プレゼン資料に、3Dモデルの画像を挿入してマウスやタッチ操作でグリグリ自由に動かせるのだ。
この機能によって、3Dの商品画像を貼り付けた企画書やプレゼンデータなども増えそうだ。Officeの可能性を広げる機能といえるだろう。
●Word 2016における3Dモデルの挿入方法
Office 2016で「3Dモデル」を利用できるのは、Word 2016/Excel 2016//PowerPoint 2016。
ここでは、Word 2016で3Dモデルを挿入する方法を説明しよう。
ほかのアプリでも操作方法は共通だ。
[挿入]タブの[3Dモデル]ボタンをクリックし、[オンラインソースから]を選択する。
カテゴリーを選択する。ここでは[恐竜]を選択。キーワードで検索することもできる。
挿入したいモデルを選択して[挿入]ボタンをクリックする。複数のモデルを選択すれば、まとめて挿入することもできる。
文書中に3Dモデルが挿入される。
●挿入した3Dモデルの操作方法
挿入した3Dモデルは、基本的には通常の画像や図形と同様に扱える。
サイズを拡大/縮小したり、周囲の文字の折り返しを調整したりする方法は、通常の図形・画像と共通だ。
最も大きな違いは、3Dモデルの中央に表示される「3Dコントロール」を操作することで、上下左右360度に自由に動かせることだ。
挿入した直後は正面を向いていた恐竜を横向きにしたり、上や下からの表示に変更したりできる。
サイズ変更や周囲の文字との折り返しの設定は、従来の画像や図形と同じだ。
中央の「3Dコントロール」をドラッグすると、画像を上下左右360度で自由に動かせる。
[書式設定]タブには、3Dモデルの書式を設定する機能が用意されている。
基本的な機能は通常の図形・画像と共通だが、異なるのは[パンとズーム]および[3Dモデルのリセット]などのボタンが用意されていることだ。
[パンとズーム]は、
全体を囲む枠はそのままで、3Dモデルだけを移動したり拡大/縮小したりする機能だ。
枠を維持したまま、その内側で3Dモデルのサイズ・位置を変えたいとき利用する。[3Dモデルのリセット]は、3Dモデルを挿入した直後の状態に戻す機能である。
[パンとズーム]をクリックすると、枠はそのままにして3Dモデルだけを拡大/縮小したり、移動したりできる。
枠をはみ出した部分は表示されない。
なお、Windows 10には、ペイント3Dという3Dモデルを作成できるアプリが用意されているが、このアプリで作った3Dモデルのファイルを挿入することもできる。
ペイント 3Dで作った3Dモデルは、Remix 3D(www.Remix3D.com)というコミュティサイトで公開できる。
Office 2016で挿入できるのもRemix 3Dで公開されているデータなので、利用するときには著作権には注意が必要だ。
Windows 10の「ペイント3D」で作った3Dモデルを挿入することもできる
ペイント3Dなどのツールで作った3Dモデルを公開できるサイト「Remix 3D」
・ Remix 3D
井上健語(フリーランスライター)