誰からも愛される男 photo/Getty Images

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セリエAのインテルでプレイするイタリア代表SBダニーロ・ダンブロージオもまた陽気な日本人SBの懐の深さに心地良さを覚えている人間の一人だという。

24日に開催された本拠地でのジェノア戦で後半43分に値千金の決勝弾を挙げ、チームに勝利をもたらした29歳のイタリア代表DFダンブロージオ。トリノで長く活躍し、2015年よりインテルへ加入した同選手の本職は右SBだが、左右いずれのサイドでもプレイが可能な長友佑都とは時に同ポジションを争うライバルでもある。しかし、伊『Gazzetta dello Sport』は“ダンブロージオが特に仲の良い選手”として「長友」の名前を掲載。他にも「ハンダノビッチ、カンドレーバ、イカルディ、パデッリらとは親友だ」と紹介している。ピッチ内で凌ぎを削り合うライバルは、国籍やポジションを問うことなく、ピッチ外でも最高の共鳴を楽しんでいるようだ。

もちろん長友と“兄弟のような関係”を共有するスターはダンブロージオが初めてではない。かつてはウェズレイ・スナイデルやアントニオ・カッサーノ、マルコ・マテラッツィらもこの小柄な功労者を“お気に入り”と称しており、最高の時間を過ごしてきた。2011年よりイタリアの名門に在籍し、今や最古参プレイヤーとなった長友。今後もスーパースターたちを手懐け、チームの精神的支柱としての役割を果たしていくことになるだろう。