新型「日産リーフ」発表。EVで航続400キロ、レベル2自動運転やeペダル採用
日産自動車は、航続距離400km(JC08モード)を実現した新型「日産リーフ」を発表しました。日本で10月2日発売予定、価格は税込315万円から。

新型「日産リーフ」は、約7年ぶりのフルモデルチェンジとなる日産の新型EVです。ガソリンエンジン非搭載による低環境負荷に加え、新型e-パワートレインの搭載による優れた加速性能(出力110kW・最大トルク320Nm)、低重心を活かした軽快なハンドリングを売りにします。

40kWhのリチウムイオンバッテリーを搭載し、航続距離は400kmと初代(容量20kWh・航続距離200km)から倍増。充電時間は普通充電の場合、3kWで16時間、6kWで8時間。急速充電なら40分で80%まで充電できるといいます。

また、アクセルペダルだけで発進・加速・減速・停止までをコントロールする「e-ペダル」を採用。アクセルペダルから足を離すと、回生ブレーキと通常ブレーキの双方を自動的に制御し、クルマを減速・停車させることができます。



さらに、レベル2自動運転の「プロパイロット」を新型セレナ、新型エクストレイルに続いて搭載。高速道路単一車線での自動運転に対応します。なお完全自動運転ではないため、運転者は常にハンドルを握り、周囲の状況に目を配る必要があります。

また、駐車時にステアリングやアクセル・ブレーキ・シフトチェンジ・パーキングブレーキの全てを自動制御する「プロパイロットパーキング」に対応。車庫入れ、縦列駐車を簡単な操作で行えるとしています。



ナビゲーションシステムにはAppleのCarPlayを搭載。メーター内には7インチのフルカラーTFT液晶を装備し、セーフティ・シールドの動作状況やモーター出力・回生状況もわかりやすく表示します。

車両重量は1490-〜1520kg、容量は5人乗り。サイズは全長4480 x 全幅1790 x 全高1540mm。ホイールベースは2700mm。最低地上高は150mm。

日本では10月2日に発売予定。米国およびカナダ・欧州では2018年の発売を予定します。

関連:
遊び尽くしたら、自動運転でストレスなく帰宅 -- 日産、新X-TRAILにプロパイロット搭載テスラModel 3、量産1号車が完成