台中市政府提供

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(台中 14日 中央社)中部の台中市で13日、来年同市で開催される「台中フローラ世界博覧会」のマスコットキャラクター発表会が行われ、林佳龍市長がタイワンヤマネコ(石虎)ファミリーを正式に紹介した。

キャラクターはタイワンヤマネコ4人家族と、人のいいご近所のウマおじさん。設定によると、農家を営むお父さんは動物や植物にとても詳しく、頼もしい存在で、お母さんはお菓子職人。夢見がちで大人びた女の子、楽虎(LOVE)と好奇心いっぱいの男の子、来虎(LIFE)はよく一緒に探検をする仲良し姉弟。デザインを手掛けたのは台湾の宮崎駿と呼ばれるクリエイター、陳旻イク氏。(イク=曰の下に立)

キャラクター発表に合わせ、市庁舎ビルの中庭に楽虎たちが住む世界をイメージしたセットが作られ、7月29日まで一般公開されるほか、無料通話アプリ「LINE」のスタンプなども配布される予定。

林市長は、今後も関連イベントが続くと予告し、力を合わせて同博覧会を盛り立てていこうと呼び掛けた。

台中フローラ世界博覧会は2018年11月3日から2019年4月24日まで、后里、外埔、豊原の3カ所を会場にして開催される。

(カク雪卿/編集:塚越西穂)