折りたたみ式傘かと思ったら、まさかの大画面登場!

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source:https://www.youtube.com/watch?v=7n3mJZv7-u0

スマホの画面をみんなで見たいとき、あるいは作業上で急に大画面が必要になったとき。

そんなときに、

「ちょっと待って、大画面出すから」

と言って鞄から書籍サイズのガジェットを取り出す。

そして、まるで折りたたみ式傘を開くようにして広げると――。

あっという間に24インチディスプレイが登場する。

これで周りから注目されることは間違いない。

鞄に入れて持ち運べる24インチディスプレイ

この携帯できる折りたたみ式24インチディスプレイは、『The Spontaneous Pop-up Display』で、略して『SPUD』と呼ぶ。

『SPUD』は折りたたみ式傘のように折りたたむことができ、バッテリー内蔵なのでどこにでも携帯していつでも使うことができる。

[youtube https://www.youtube.com/watch?v=7n3mJZv7-u0&w=560&h=315]

折りたたんだ時のサイズは長さが19cm、幅が17cm、厚みが5.5cmで、厚めの書籍か弁当箱といったサイズになるため、鞄やバックパックに入れて持ち歩くことが容易だ。

重さも約910gと苦にならない重さだ。このサイズと重量で24インチディスプレイを持ち歩けるというのは非常に画期的アイディアだろう。

source:https://www.kickstarter.com/projects/1677563729/the-spontaneous-pop-up-display-spud?ref=2mb6en

『SPUD』は広げると、幅53cm、高さ28cm、奥行き36cmの24インチディスプレイになる。

やや奥行きの深さがブラウン管のようで気にはなるが、これは構造上必要となる。

ディスプレイプロジェクターを使うという発想

『SPUD』でディスプレイを折りたたみ式にできたのは、液晶ディスプレイを使うのではなく、プロジェクター方式を採用するという発想による。

つまり、画面部分をプロジェクターのスクリーンにしたことで、折りたたむことを可能にしたのだ。

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『SPUD』は最新のDLP技術を使っているため、明るくシャープな映像が投影される。そのため、文字もしっかり表示される。

『SPUD』にはスマートフォンやタブレット、ノートパソコンが接続できるだけでなく、HDMI入力ができるためAmazon Fire TV StickやChromecastも利用できる。

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スクリーンにはフレキシブルポリマーが採用されているため、割れる心配がなく、耐久性も高いため汚れたら拭き取ることもできる。

さらに便利なのは、バッテリー内蔵で最大10時間使用できるということだ。したがって、電源が確保できないところでも使用できる。

しかも、『SPUD』自体をモバイルバッテリーとしても使えるため、スマートフォンに充電することもできる。

source:https://www.kickstarter.com/projects/1677563729/the-spontaneous-pop-up-display-spud?ref=2mb6en

鞄から24インチディスプレイを取り出せば、注目の的

『SPUD』は現在クラウドファンディングのKickstarterで資金調達キャンペーン中だが、本稿執筆時点で17日のキャンペーン期間を残しながら、すでに目標額の16倍以上の調達に成功している。

非常に期待されている製品であることがわかる。

鞄から24インチディスプレイを取り出して一仕事し、再び24インチディスプレイをたたんで鞄にしまえば、かなりの注目を浴びることだろう。

【参考】

※ The Spontaneous Pop-up Display (SPUD) by Arovia - Kickstarter