CBS MarketWatchによると、20日のニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)で、米国標準油種であるWTI(ウエスト・キサス・インターミディエート)の6月物の終値は、仏石油大手トタルの製油所で始まったストライキの影響で暖房油6月限が上昇したことを受け、午前の取引で値を上げたもの、午後に入ると、原油価格の高騰によって、エネルギー需要が減退するとのグリーンパンFRB(米連邦準備制度理事会)議長の発言を受けて下落、その後、持ち直し、結局、前日0.7%高の1バレル=47.25ドルと反発して引けた。

  また、23日から限月交代となる7月期近物は4セント安の1バレル=48.70ドルとなった。ガソリン6月限は1.4%安の1ガロン=1.416ドル、暖房油6月限は同1%安の1ガロン=1.3673ドル。【了】