スマホやノートPCでHDDは不要か、4倍速い?大容量化したUSBメモリーがスゴい

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スマホなパソコンのデータを保存しておくには、何を使っているだろうか?
真っ先に思いつくのがハードディスク(HDD)だろう。

最近のスマホやモバイルノートPCは、本体のメモリーやSSD(HDD)は少ないモデルも多くなった。保存できる容量も1TB〜4TBと大きく、価格も安い外部HDDは、スマホやモバイルノートPC内のデータをバックアップや移動できるので、なにかと重宝する。
また、据え置きタイプだけなく、小型で軽量なポータブルHDDもあるので、外出先でも利用できる。

HDDは安くて便利で小型軽量になったとはいえ、持ち歩くのは、やはり面倒には違いない。

しかし、そんな悩みも、もうなくなるかもしれない。

大容量化しているUSBメモリーがあれば、もうポータルHDDは必要ないかもしれない。


●大容量で高速なUSBメモリー
USBメモリーというと、ちょっとしたデータを移動したり、保存したりできる安いアイテムというのが、これまでのイメージだ。

データの読み書きいは遅いけど、価格が安いから、お店でも格安で売っている小さい容量の製品を使っている。そんな人が多いのではないだろうか。

しかし、今のUSBメモリーは、そうしたイメージとは全く別モノになっている。

まず、速度だが、USB3.0/3.1対応となり、これまで使われてきたUSB2.0の製品よりも4倍以上速くなる。(最大データ転送速度は、USB 2.0が規格上480Mbps、USB 3.0が規格上5Gbps)


左がUSB2.0、右がUSB3.0のUSBメモリー


次に、容量だが、既に64GBや128GBといった大容量の製品が市場で販売されている。
64GBや128GBといえば、モバイルノートPCの本体ストレージなみの容量だ。
また、既定フォーマットがexFATで出荷されている製品も多いため、4GBを超えるような動画などの大容量データも読み書きできる。

さて、価格だが、かなりリーズナブルになってきている。
・32GBタイプで、2000円以下
・64GBタイプで、3000円以下
・128GBタイプで、5000円以下

●HDDに比べて、扱いが楽なUSBメモリー
USBメモリーの利点は、HDDより
・小型で軽量
・衝撃などに強い
・ケーブルレスでも使える
と、扱いやすさにある。

特にAndroidスマホであれば、microUSB<>USBホストアダプタを用意しておけば、そのまま使える機器も多い。

実際、64GB以上のUSBメモリーであれば、ほぼHDDの代わりとして利用してもデータの読み書き速度もストレスなく使うことができる。