ラニエリ、モス主審についての言及回避 「レフェリーがあのような判断に至ったのならそれでOK」

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▽レスター・シティは17日、プレミアリーグ第34節でウェストハムをホームに迎え、2-2で引き分けた。レスターのクラウディオ・ラニエリ監督は、この試合でいくつかの不可解な判定を下したジョナサン・モス主審について、「レフェリーの良し悪しを決めるのは私の仕事ではない」と言及を避けた。

▽奇跡の優勝へまい進したいレスターだったが、PK献上のシーンや、ヴァーディのシミュレーション、DFアンジェロ・オグボンナのボックス内でのホールディング、PK獲得のシーンなど、モス主審のジャッジに振り回されたこともあり、勝ち点1を得るにとどまった。

▽試合後のインタビューに応じたラニエリ監督は、そのモス主審のジャッジについて問われると、「私の仕事は選手たちをジャッジすること」と述べるに留め、ヴァーディの退場や選手たちの戦いぶりについて言及した。イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えている。

「私の仕事は選手たちをジャッジすること。レフェリーの良し悪しを決めるのは私の仕事ではない。レフェリーがあのような判断に至ったのなら、それでOKだ。ある選手が良いプレーができていなかったり、ミスをしたら、私はその選手と話をする。パフォーマンスの向上を促すためにね。レフェリーのことは、私に関係ない」

「(ヴァーディの退場について?) 何もないよ。もし君がヴァーディのことを知りたいのなら、君自身でヴァーディに直接尋ねた方が良い。なぜ私の口からそのことについて何かを言わなければならない? 君も試合を観ていたのではないのかね? 選手の退場は、どの試合であっても流れを変えてしまうものだ」

「(我々は)素晴らしい。本当に素晴らしかったよ。どの試合であっても、我々は魂を持ってプレーする。私は選手とファンに感謝したい。どの試合でも信じ続けなければ。メンタル面で非常に重要なポイントだ。1-2とされた後で最後に追いつけたのは、とても大きなことだったし、重要なことだった」