プーチン大統領とFIFAブラッター会長の″疑惑の2ショット″に世界中でブーイング
ロシアのウラジミール・プーチン大統領が27日、スイスのテレビ局のインタビューに答え、賄賂問題などで疑惑の渦中にあるFIFAのゼップ・ブラッター会長の功績を強調するコメントをし、話題となっている。
ロシアは、2018年にW杯を控えている。そんな中、同国のプーチン大統領は「ブラッター会長のような国際的なスポーツ連盟の会長は特別な理解を得るべきで、(スポーツ分野で)ノーベル賞を授与されるとすれば、彼のような人物が受け取るべきだ」と賞賛しているのだ。
W杯開催に関する様々な裏工作などが取り沙汰されている状況でのプーチン大統領の発言には、ネット上で「ノーベル賞に賄賂部門があるのか?」「賞より手錠だろ」「ブラッターはプーチンに(擁護してもらうために)いくら払ったんだ?」など、批判の言葉が多く寄せられている。
25日に開かれた予選組み合わせ抽選会でも、両氏が固く握手をする場面があったことから「写真が多くを物語っている」「W杯はボイコットするべきではないだろうか」「プーチンは常に悪者の肩を持つ」など、厳しい言葉は鳴り止む様子がない。
2018年大会と2022年のカタール大会の開催国決定については、多額の賄賂がFIFA関係者に流れたとされる疑惑が捜査されている最中だ。スケジュールどおりとはいえ、W杯に向けて着々とFIFAが用意を進めている状況や、一度は退任を決めたブラッター氏が音頭を取って推し進められているタイミングでの擁護コメントは、さらなる疑惑を呼ぶことになったようだ。
ロシアは、2018年にW杯を控えている。そんな中、同国のプーチン大統領は「ブラッター会長のような国際的なスポーツ連盟の会長は特別な理解を得るべきで、(スポーツ分野で)ノーベル賞を授与されるとすれば、彼のような人物が受け取るべきだ」と賞賛しているのだ。
25日に開かれた予選組み合わせ抽選会でも、両氏が固く握手をする場面があったことから「写真が多くを物語っている」「W杯はボイコットするべきではないだろうか」「プーチンは常に悪者の肩を持つ」など、厳しい言葉は鳴り止む様子がない。
2018年大会と2022年のカタール大会の開催国決定については、多額の賄賂がFIFA関係者に流れたとされる疑惑が捜査されている最中だ。スケジュールどおりとはいえ、W杯に向けて着々とFIFAが用意を進めている状況や、一度は退任を決めたブラッター氏が音頭を取って推し進められているタイミングでの擁護コメントは、さらなる疑惑を呼ぶことになったようだ。